アンダーアーマーのスーツが原因? 米スピードスケート五輪チームの不振

アンダーアーマーのスーツが原因? 米スピードスケート五輪チームの不振 1

最強のスーツのはずが。

アンダーアーマーの最新スケート用レーシングスーツは「世界最速」と銘打たれていて、米国選手をソチ・五輪で最高の結果へと導いてくれるものと思われてました。でも今、むしろスーツのせいで選手が実力を発揮できていないのではという疑惑が浮上しています。

ウォールストリート・ジャーナルが、米国チームの内部事情に通じる3人の人物の話として「アンダーアーマーのスーツには選手のスピードを遅くするデザイン上の欠陥がある」と伝えています。スーツの背面に熱を逃がすためのメッシュ状のパネルがあるのですが、そこから空気が入ってきてしまい、抵抗が生じているというのです。それによって選手の姿勢が本来ほど前傾できなくなってしまい、よって最高の速度もでなくなっているのだと。

ウォールストリート・ジャーナルに話をしたあるスケート選手は、チームメンバーが「正しいフォームを維持するためにスーツと格闘していると感じた」と証言しています。たしかに、今までの戦績を見ると何か問題がありそうです。金メダルの常連、シャーニー・デービスはメダルを逃し、長距離レースにおいては米国選手で7位以上を取った選手はいません。

でも幸いまだいくつかの種目は残っていて、それまでにアンダーアーマーが「(スーツを)改善すべく天地をも動かす努力をする」ことになっています。選手数人がすでにスーツをアンダーアーマーに渡して、問題の背面パネルにゴム部品を付けてもらうことにしています。それが功を奏するかどうか…。

Wall Street Journal via Deadspin

Jamie Condliffe(原文/miho)