アップル、医療機器や自動車製造に参入? テスラとの関係も注目

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アップルの車とか乗りたい!

サンフランシスコ・クロニクルの記事で、アップル医療機器や自動車といった全く新しい製品ラインに取り組んでいると伝わってきました。

同紙では詳細には踏み込んでいませんが、まず医療機器に関しては、2011年にアップルに入社したとされるオーディオエンジニアのトムリンソン・ホルマン氏をリーダーとして開発中とされています。ホルマン氏は音響規格のTHXや10.2サラウンドサウンドを作り出した人物です。また、開発中のデバイスでは血が動脈を流れる音から心臓発作を予測することを目指しているとも書かれています。

一方では、アップルが腕時計型健康管理デバイスを作るBasis Scienceの買収を検討中という情報もあります。総合すると、アップルが医療系センサーの分野に相当の興味を持っていると言えそうです。

さらにサンフランシスコ・クロニクルでは、2013年春の時点でアップルのM&A責任者とテスラのイーロン・マスクCEOが会合していたとも伝えています。その場にはアップルのクックCEOも同席したと見られています。

ただ、それ以上のことはわかりません。2013年にはドイツの投資銀行のアナリスト、アドナーン・アーマッド氏がアップルに対しテスラ買収を提案する公開書簡を送ったこともありましたが、それについてアップルからのコメントはありません。だからアップルとテスラの関係は、テスラ車のダッシュボードにiOSが載りました、ってレベルで終わるのかもしれません。

現時点では、これら全ての情報に関して、何らかの実を結ぶ保証はありません。アップルはさらなる成長のために参入する新分野を幅広く模索しているでしょうし、その候補として医療機器や自動車といった分野を検討していても不思議じゃありません。それらに必要な技術を持つ人もすでに社内に抱えていることでしょう。でもだからって、実際の製品として何かが出てくるとは限りません。

とはいえ、アップルがパソコンや音楽消費やスマートフォンの市場を作り出し、または再定義したように、医療機器や自動車といったカテゴリを再構築していくとしたら…って、つい期待してしまいますね。

San Francisco Chronicle

Jamie Condliffe(原文/miho)