最新スマホ「新型HTC One」がHTCから登場! デザインと操作が数段進化した、まさにフルメタル・ジャケット

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昨年、HTCはフラッグシップスマートフォン1機種に会社のリソースを絞り込む賭けに出ました。その戦略は、美しすぎるAndroid端末のHTC Oneという形で成功しました。HTCは本日、後継機となるフラッグシップスマホ「新型HTC One」を発表しました。全ての面で成長し、そして誰もが望むような方向に進化したスマホです。

外観

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2014年モデルのHTC Oneは機能面も成長しましたが、ボディも大きくなりました。ここ最近良く見られるAndroid大型化の波にHTCも乗ってきました。新型HTC Oneは5インチのフルHDディスプレイ(1080p)を搭載、前モデルの4.7インチからわずかに大きくなっています。

感動的なまでに光沢感のあるメタルのユニボディに、ディスプレイはベゼルの端から端まで広がっています。色はメタル・グレイ、ゴールド、シルバーの3色展開。メタル・グレイはHTC Oneのハイエンド端末なルックスをさらに引き立ててくれます。そして画面サイズが大きくなったにもかかわらず、極細ボディのおかげでサイズの違和感をほとんど感じません。

実際には、全てのメタル製スマホは電波受信感度と相性がいいわけではありません。ですが新型HTC Oneはいくつかのアンテナを薄くして設計に組み込んで、受信感度の妨げにならないデザインを実現できているそうです。実際に見たデモでは問題ありませんでした。この部分は実機をレビューしたときにチェックしていきます。

カメラ

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良いのはデザインだけではありません。カメラ機能がさらに改良されました。新しい「HTC Duo」カメラは、昨年モデルの光学式手ブレ補正から、自動のソフトウェア・ベースの手ブレ補正に変わりました。ですので、画像の質を落とすことなく、ブレない写真撮影がもっと可能になります。

新型HTC Oneは昨年モデルと同じ4メガピクセルの背面カメラ、5メガピクセルの前面カメラは高画質なセルフィー撮影用に使えます。「カメラのスペックが低くない?」と思わないでください。HTCのUltraPixels画像処理システムを使ったカメラなので、圧倒的に多くの光が取り込めるのです。

新型HTC Oneではカメラアプリのインターフェースもシンプルになって、全体的に洗練されました。ディスプレイの端には、動画と写真撮影、それから設定にアクセスできるフラットなボタンが表示されます。一度タップすれば写真を撮影、長押しすればバーストモードで撮影できます。また、撮影後に画面をタップして画像のフォーカスを修正もできます。他のAndroid端末にもすでにある機能ですが、HTC Oneではこの機能がむちゃくちゃ探しやすくなっています。

ソフトウェア

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OSはAndroid 4.4。UIはHTC独自スキンの最新版Sense 6.0を搭載、シンプルでクリーンなデザインで、サムスンのTouchWiz UIスキンが交戦地帯のように騒がしく見えてきます。Blinkfeedも継続して搭載、その他はスタンダードなAndroidのインターフェースです。

ソフトウェアは良くなっただけじゃなく、操作も一段と楽になりました。新しいジェスチャー認識機能「Motion Launch」は、ギミック的な機能よりも充実しています。例えば、ディスプレイを2回タップするだけで、スリープモードを解除できます。LGの最新のスマホについてる同様の機能は常に成功しませんでしたが、HTCのデモではスムーズにいきました。また、スリープモード中に画面を左にスワイプするとホーム画面、右にスワイプするとBlinkFeedを呼び出せます。上にスワイプすれば直前に使っていたアプリ、下方向へのスワイプで電話を呼び出したり、スマホを横持ちにしてボリュームボタンを長押しすればカメラが起動します(この機能はなんだか不自然でした)。これらの機能は普通、「良いアイデアだけど実際使えないよね」で終わってしまいますが、デモで体験した限りでは実用性が十分にありそうでしたよ。

スペック

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バッテリ容量も強化され2600mAhに進化。確かに、これって4000mAhバッテリー容量を売りにするスマホが出回っている今の市場の中では少ないかもしれません。でも新型HTC Oneにはいくつかの省エネルギー対策機能が搭載されています。ノーマルな設定のままだと、一回の充電で約一日持ち歩けます。バッテリー残量が残り10%以下になり、充電環境にいない場合、パワーセービング・モードに設定を変更を切り替え、スタンドバイモードに必要なパワーを回すことができます。このモードでも、音声通話やメールをプルしにいったりテキストを送信することも可能です。

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バッテリー以外でのスペックは、Qualcomm Snapdragon 801クアッドコアCPU、16GBまたは32GBのストレージ、2GBのRAM、microSDカードスロットを搭載。さらにNFC、Bluetooth 4.0、DLNA、赤外線リモコンにも対応。

新型HTC Oneは本日から大半のモバイルキャリアで販売を開始します。別の記事でしっかりとレビューを書くまで、端末の良し悪しについてコメントするのは控えておきます。ですが新型HTC Oneはスペック、そして機能が揃った驚くべきスマホでした。ここ数年の間に出てきた数少ない本物の革新的なスマホの中でも価値があると言えます。

Leslie Horn(米版/鴻上洋平)