リアル『ゼロ・グラビティ』の戦慄…ISSから宇宙飛行士が投げ出された!?(動画あり)

しかも意図的な放出、その心は?

この動画では、宇宙飛行士らしき人が制御不能状態で、国際宇宙ステーション(ISS)から投げ出されてしまっています…。そして7ヵ月間地球の周りを周回、最後は大気圏に引き込まれて焼滅するんです。まるで映画『ゼロ・グラビティ』のような恐怖ですが、これはリアルに起きたこと

ただ幸い、ここで放出されたのはカラの宇宙服、中には人が入っていませんでした。ほっ…。

この動画は2006年2月3日に撮影されたんですが、うっかり事故をたまたま撮ったものでもありません。元NASAのインターン、サム・ウィルキンソンはSploidで次のようにこのSuitSat(宇宙服衛星)について書いています。

SuitSat‐1の背景のコンセプトは非常にシンプルで、単純な電子機器(無線コミュニケーションシステム、遠隔計測装置)をロシアのオーラン宇宙服に入れて、エアロックの外に投げ出すというものです。

NASAのゴダード宇宙飛行センターのフランク・バウアー氏によれば、「SuitSatはロシア人のアイデアで、ISSプログラムの中のロシア人パートナーが考えたものだった。彼は『古い宇宙服を有効活用して、衛星にできるかも』と言っていた。」

SuitSat‐1からは、世界中の学生が寄せたボイスメッセージをブロードキャストしたり、多少のデータ計測もできたりはしました。でもそれを除けば、SuitSat‐1はただただ不気味な試みでした。

やっぱりどうしても人間に見えてしまうので、最後燃え尽きてしまったのは幸いだったかもしれません。だっていつか誰かが宇宙に行ったとき、古びた宇宙服がひっそり漂ってたりしたら…怖すぎです!

Jesus Diaz(原文/miho)