NASAの宇宙服デザインに投票できる! 3つの中で、どれがいい?

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バイオ風・テック風・普段着風。

NASAの最新宇宙服Z‐2は、開発中のZシリーズのプロトタイプです。NASAは先代のプロトタイプZ‐1を作ったあと、開発プロセスにみんなの声を反映させたいと考えました。彼らは宇宙服のカバーレイヤーのデザインコンセプトを3パターン用意し、そのうちどれを採用するかを一般投票で決めようとしてるんです。

NASAはこう言ってます。

Z‐1の外観デザインに関して肯定的な反応を頂いたので、新しいZ-2も同様に記憶に残るデザインにしたいと考えています。プロトタイプスーツのカバーレイヤーは、厳しいテスト中の摩耗や故障からスーツを守るために重要です。

Z‐2に関しては、これまで宇宙服ではなかったようなデザイン要素を使いたいと考えています。ここに示すデザインは主要スーツベンダーのILCと、フィラデルフィア大学の協力で生まれました。このデザインによって、スーツは保護されつつ、動作機能が見やすく強調されてテストが容易になります。さらに我々は、3つのデザイン候補のどれを作るかについてみなさんにお任せしたいと考えています。

宇宙服のデザインを選ぶなんて、なかなかない機会です。投票は2014年4月15日23:59まで(米国東部夏時間)、こちらからできます。が、肝心のデザインはどんなものなんでしょうか? 以下、NASAによる3デザインの紹介です。

Biomimicry(生命体の模倣)

この宇宙服は、厳しい宇宙と多くの共通点を持つ、世界の海から着想しています。深海生物の持つ発光性や、魚や爬虫類の持つうろこ状の外皮を反映しており、地球でもっとも厳しい環境に生きる生物を守る特性をデザインに生かしています。

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このデザインには肩、ひじ、腰、ひざの部分に分かれたひだがあり、上体部全体にほどこされた電子発光ワイヤは暗いところで光ります。

Technology

こちらは過去の宇宙服の業績に対するオマージュでありつつ、未来の要素もさりげなく盛り込んでいます。ルミネックス・ワイヤと発光パッチを使っていることで、たとえばクルーメンバーの識別方法などのスペースウォークの標準に対し新たな提案ができます。

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電子発光ワイヤとパッチが胴体上下にほどこされ、関節のベアリングは露出しています。また、伸縮式のひだによって動きやすさを確保しつつ動作の強調ができ、胴体下部には耐摩耗パネルを搭載しています。

Trends in Society

こちらは遠くない将来の普段着を反映するものです。電子発光ワイヤと明るいカラースキームを使い、スポーツウェアやウェアラブルテクノロジーの外観をイメージします。

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このデザインでは、コントラストステッチの入ったゴア・プリーツが動きを強調し、腰のベアリングは露出しています。複数スタイルの電子発光ワイヤとパッチが胴体の上部・下部に入っています。

以上NASAでした。バイオっぽいのと、テックっぽいのと、最後のは最近流行ってきた「Normcore」(普通コア)っぽいとでも言いましょうか。NASAの投票サイトにはより詳細な画像もたくさんあるので、ぜひチェック・投票してみてください!

NASA

Attila Nagy(原文/miho)