生きるテクノロジー、スマートシューズが、目の不自由な人のナビに

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ウェアラブルの意味が生きるテクノロジー。

ウェアラブルコンピューター」ってバズワードになってますが、単にメールとかTwitterを腕時計で読めるってだけならそんなに必要なのかな?って気もしますよね。でもアイデア次第では、ウェアラブルであることがすごく重要になるかもしれません。たとえばこの、目の不自由な人用に作られた靴です。

この世界初のスマート・シューズは「Le Chal」、ヒンズー語で「Let's go」という意味です。作ったのはMITメディアラボのAnirudh Sharmaさんと、Krispian Lawrenceさん。この靴はスマートフォンと連携して、ナビゲーションシステムになるんです。

基本的なアイデアはシンプルです。専用ナビゲーションアプリの音声認識機能を使ってスマートフォンに行き先を教えると、アプリがGPSを使って現在地からの行き方を計算します。目的地に向かって出発すると、曲がる場所に来たとき、靴の曲がる方向側の部分が振動(たとえば左に曲がるときは、左足の小指側と右足の親指側)します。目的地に近くなるほど、振動が強くなります。

「ナビなら音で聞けばいいのでは?」って思う人もいるかもしれませんが、街中では他の音もあって聞こえづらいし、そのためにイヤフォンを付けたりしたら他の音が聞こえにくくなってしまいますよね。

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ただ、この靴があれば全ての問題が解決するわけじゃありません。道を歩いているときは障害物とか人にぶつからないようにしなきゃいけないし、交差点では車とか信号とかにも気をつけなきゃいけません。でもとにかく、外出時には必ず履く靴をスマート化して、情報伝達手段として活用してるのは非常にナイスです! 

さらに価格は、視覚障害のある方には40~50ドル(約4100~5100円)、そうじゃない人にも100ドル(約10200円)とお手頃です。

これにKinect的なものがくっついて障害物を避けられれば完ぺきじゃ?と思ってちょっと調べたら、目の不自由な人のためにKinectを使う研究はいろんなところで(こちらとかこちらとか)されているみたいです。

スマートウォッチはクールなのか?なんて議論もありますが、こういうウェアラブル・コンピューターは、間違いなくクールだと思います。

MensXP

Adam Clark Estes(原文/miho)