大都市では初。サンフランシスコがペットボトル飲料水販売を禁止

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水は汲んで飲むのが一番。

2020年までに埋め立てゴミゼロを目指す人口82万人のサンフランシスコ郡・市議会が今週、ペットボトル飲料水の販売を公用地で禁じる新法を可決しました。

2007年には市役所内で禁じたんですが、それで予算がすごくセーブできたので規模を拡大したかたち。

新法施行後は21オンス(621ml)以下の水のペットボトルは市用地で屋内・屋外ともに全面禁止となります。例えば、ストリートフェア(路上に屋台が出るお祭り)も公園の売店もモスコーニ・コンベンションセンターも、です。

水飲み場が近くになければ例外措置もあるんですが、サンフランシスコは水筒に無料でドボドボ継ぎ足せる水飲み場が結構充実してるので(動画下)、その心配はあまりなさそう。違反者には最大1000ドル(10万円強)の罰金です。

千年分解しないゴミを太平洋ゴミベルトにせっせと送り続ける600億ドル(6兆2000万円)のペットボトル飲料水産業にとっては大打撃。当然面白くないのはコカ・コーラ、ペプシが加盟する米国飲料協会です。こんな声明を出してますよ。

「解決策のように見えて問題が生まれるだけだ。これだけリサイクルに熱心な市なのに、市議たちがやろうとしてることは見当違いも甚だしい」―サンフランシスコ・エグザミナーより

そんな話はよそに議会は11-0の満場一致で可決し、議長は「公用地で成功したら、次のステップに進むぜ」と張り切ってます。水筒市場が急に活気づいて、買わなくてもいい水筒まで買ってゴミ増やさないように気をつけなくちゃ。

S.F. Examiner

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JORDAN KUSHINS(原文/satomi)