ハーバード大学がウィキペディア編集者採用

ハーバード大学がウィキペディア編集者採用 1

UCバークレイが米大学で初めてウィキペディアン・イン・レジデンスを雇ったのに続き、ハーバード大学も求人広告を出しましたよ。

「なにその”ウィキペディアン・イン・レジデンス”って?」―これは大学・企業・団体の内勤でウィキペディア対応をやる担当者のことです。有償の人もボランティアの人もいます。

ハーバード大学の募集広告を見ると、肩書は「アシスタント」で、仕事内容は…

・ 既存ページに参考資料を補足し、新記事を作成する。

・ (希少価値の高い蔵書をもつ)ヒュートン図書館の著作権切れ作品を一般ユーザーに読んでもらえるよう、フォーマットを整えてメタデータをつけ、ウィキペディアにアップロードする。

・ ヒュートン図書館の蔵書関連のウィキプロジェクトを探し、参加を呼びかける。

などなど。ハーバードの図書館は世界最大級なので、著作権切れの本を蔵出ししてくれるのは、うれしい限りですね~。

なお、対象者に求められる条件は…

・ 登録済みウィキペディアン(編集者)としてウィキペディアの記事を執筆・編集した経験がかなりある人

・ウィキペディアの編集基準・文化・ルールに精通した人

などなど。これは結構ハードル高そうだ…しかし、ハーバードなら「要出典」て書かれなくて済むのかな…。

あ、もちろんハーバードの宣伝をするステマ要員じゃないですよ。それはウィキペディアのガイドラインでも、「所属する組織に直接関連する記事は編集を控え、利益相反を回避する」のが優れたウィキペディアン・イン・レジデンスだ、と規程されてます。

ウィキペディアン・イン・レジデンス採用の先行例としては、大英博物館、ベルサイユ宮殿、スミソニアン博物館、英国図書館、米国国立公文書館などあり、その多くは期間限定です。ハーバードも期間は13週間で、気になる時給は1時間16ドル(1640円)。

因みにハーバードの寄付金は昨年9月現在米国内最高の327億ドル(3兆3600億円)

Harvard via John OverholtUCB

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Image via Wikipedia

Adam Clark Estes(原文/satomi)