再発明の予感。360°×360°を一瞬でおさめる全天球カメラが革命的

久しぶりに再発明に触れた気がしました。

以前、ギズでも紹介した360°×360°を一瞬でとらえることができるボール型カメラPanonoを4日(金)に体験してきました。トップ画はその時に撮ったもの。

Panonoって何?

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Panono社のMarioさん

36個のカメラユニットを搭載し108メガピクセルの写真を撮ることができる全天球ボール型カメラです。各ユニットの配置や個数は様々な距離の被写体をとらえるマトリクスに基づき開発されていて、投げるだけでパノラマ撮影ができるようになっています。

今回使用したのはライムグリーンのプロトタイプの方(写真右)ですが、製品化される際は黒い方(写真左)のデザインになる予定。発売は9月になるそうで、お値段は599ドル(約6万7000円)です。

実際製品化される時はどんな風になるの?

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プロトタイプ版はスポンジのような素材で包まれていましたが、ファイナルデザインはポリカーボネート‎でボディが守られています。そのため、Panonoは5〜6mの高さからコンクリートに落としても壊れることはありません。重さは300gになる予定で、持っているとグレープフルーツを持っているような感覚になります。

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最高点に達した最も静止状態に近いときに36個の内蔵カメラが作動し、全方位を撮影することができます。コツはなるべくスピンさせないこと。

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写真はUSB経由でPCに転送できます。Wi-fi、Bluetoothも使えるそうで、専用アプリでプレビューを確認し「承認」すれば完了。

スクランブル交差点。これだけ人々が行き来しているんですね。

PanonoはクラウドファンディングサービスのIndiegogoで90万ドル(約9000万円)の目標金額に対し125万ドル調達し、世界的に話題となりました。出資者のほとんどが一般ユーザーでしたが、現在では建築業界や警察などさまざまな分野からも予約が増えているそうです。

用途は本当に未知数。リコーからもパノラマ写真を簡単に撮れるTHETAが発売されていますが、やはり投げて撮るスタイルは格別です。

実際体験してわかったことですが、Panonoを使って撮影すると、ものすごく雰囲気がよくなるんです。その場にいる全員が目を輝かせて何か一つの瞬間を創り出すような感覚とでもいいましょうか。これは言語や立場を超えた新しいコミュニケーションの方法になるかもしれません。

結婚式の様子もこのとおり。

最後に、Panonoの無料アプリ(iOSAndroid)を是非ダウンロードしてみてください。そこにあげられている写真を見ると、まさに没入しますよ。

source: Panono

(嘉島唯)