洗練されたスマート洗濯機のプロトタイプCloudwash

洗練されたスマート洗濯機のプロトタイプCloudwash 1

もうすぐ洗濯終るよ!

ロンドンのデザイン会社であるBergが、未来のスマート洗濯機のプロトタイプ「Cloudwash」を紹介しています。Bergは去年あたりからトレンドになっている「モノのインターネット」を推進すべく、ArduinoやRaspberry Piと互換性がある「Berg Cloud Devshield」を開発しています。最近ではギズでも紹介したかわいい小型のDIYプリンター「Little Printer」を開発したことでも有名ですよ。

Bergは相互通信能力がいかに家電の未来を変えるか、またどんなことができるのかということを探るために技術的なプロトタイプと、スマホやユーザーのための新しいインターフェースを組み込んだデザイン重視のプロトタイプの2機種を作りました。

Bergは既存のザヌッシ製のシンプルなドラム型洗濯機を考え直すことから始めました。まずダイヤルやディスプレイなどのユーザーインターフェースを司る電子部分と、実際に洗濯に使われる電子部品をぶった切ります。その間に「Arduino Mega」と「Berg Cloud Devshield」を噛ませ、Node.jsとMySQLを使って作られたウェブサイトとリアルタイムでやり取りできるようにします。これによりスマホ上から洗濯が後どのくらいで終るかをスマホにプッシュ通知してくれるようになりました。より詳しく技術的な内容を知りたい方はこちらを参考にしてみてください。

洗練されたスマート洗濯機のプロトタイプCloudwash 2

それからスマートフォンのみから操作できるようなシンプルなインターフェースを導入したり、タッチスクリーンを取り付けてスマホアプリのような作りにするなど、デザイン面で様々な試行錯誤を行いました。そして、「洗い方」と「洗濯の時間」、「通知とeコマース」の3つを操作するボタンとダイアル、LEDを付けるというシンプルなデザインにたどり着きました。

洗練されたスマート洗濯機のプロトタイプCloudwash 3
これぞシンプルイズベスト。

これらはあくまでモノのインターネット時代に突入する洗濯機のデザインを提案しているにすぎません。ですが、あやふやだった相互通信する家電の未来が、よりハッキリとした形で現れて来ている気がしますね。

最後にBergは「相互通信能力はいろんな手段で家電を変えます。そして家庭での『モノのインターネット』にとって、この変化が難しいと言うのはまだ時期早々です」と締めくくっています。

今年のCESでも「スマート家電」で持ち切りだったようですが、これからどうなるのか楽しみですね!

source: Berg

(徳永智大)