デジタルとリアルの融合。「Digital Scramble」が本日より開催

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キーワードは「コンセプトデザインの新しいカタチ」そして「デジタルとリアルの融合」。

原宿のギャラリーROCKETで行われている、インスタレーションアート展示イベント「Digital Scramble」にお邪魔してきましたよ。この「Digital Scramble」を主催しているのは、博報堂アイ・スタジオのクリエイターとエンジニアからなる社内有志プロジェクトHACKistで、デジタルとリアルを融合させることにより日常生活に新しい価値を創造することを目的に、日々実験的に制作を行い発表しているのだそう。

「Digital Scramble」では、先日アメリカはテキサス州で行われたSXSW Trade Show 2014に出展して好評を博した「TREAD The Moon」をはじめ、アワード受賞作品を含む8種、また新たに制作した4種の作品も展示されていて、実際に触れることができるっていうんだから、行くっきゃない!


ジムに導入希望! TREAD The Moon

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まず会場を入ってドーンと目に入るのが、フィットネスクラブなんかにある、室内でランニングできるルームランナー。

はて?

TREAD The Moon」というタイトルが付けられたこの作品。ルームランナー(=トレッドミル)を走ると、心拍数の変化により映像の色が変わり、速く走れば走るほどサウンドもリッチになる。そういう変化を感じながら、目の前のモニターに移された“月面”を走るというランニングマシンです。

こちらの作品、ポータルで結ばれていて、たくさんの人が走ることで最終的にモニター上に“月のうさぎ”が見られるそうです。でも月って広大ですよね、なのでうさぎが描かれるかどうかは、皆さんの頑張り次第。気になる方は今週末ROCKETで走ってみてくださいね。

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担当の博報堂アイ・スタジオ、望月さんに「時速6km以上をキープして10秒走るとすごいことが起こりますよ、フフフ」と煽られ、汗だくで激走を見せるギズ編集部の嘉島。何が起きるかは会場で確かめてみてください。

バナナの魅力を再発見するKitchen DJ

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さて次は「Kitchen DJ」。左手にはケーブルが接続されたブレスレット、右手にはこれまたケーブルが接続された包丁を。すると食材の切り方に応じていろいろな音のエフェクトを楽しむことができる作品です。ブレスレットと包丁が電極になっていて、水分を多く含むものであれば、バナナでなくてもいいそう。

用意されたバナナを一心不乱に切りまくる嘉島。まだ2つ目というのにこれからの展開が不安になる取材チーム…。ちなみにコチラは27日(日)17:00から、新進気鋭のラップ集団「嫁入りランド」のパフォーマンスがあるので、チェックしてみてください。

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Kitchen DJの説明を聞くギズモード取材チームをよそ目に、嘉島がなにやら鉛筆を持ってノートに落書き、なぜかその落書きに合わせて、またまたスピーカーからロックなビートをたたき出している。驚愕するギズ編集部の河原田。

こちらは「インストゥルペンシル」と名付けられた作品で、鉛筆で、文字を書くことでサウンドがなるというデバイス。通電するインクを利用しているそうで、そこに黒鉛が触れると電気が通り、サウンドを発生させるという仕組みです。26日(土)には原案者である大原大次郎氏(タイポグラファー)によるトークショーが開催されるので合わせてチェックを(18:30から予定)。

その他にも展示物がもりだくさん

このほかにもカップヌードルの蓋の上で、40度以上の熱を感知してレコードが動く仕組みで、3分間音楽を楽しめるデバイス、Noodole Record。洗濯物が乾いたことをお知らせしてくれる、ちょっとかしこい洗濯バサミの巣箱付きモジュール、LaundryBird。木で作ったアルファベットをNFCで読み込み、楽しく言葉の勉強を行う知育アプリ、IMAGINA CHIP。カメラで手の開き方を検知し、日本伝統の祭り流鏑馬を楽しく体験できるコンテンツ、YABUSAME。ティッシュを抜くといろいろな吐息が漏れる「フェティッシュ」などが展示されています。

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展示されている作品はどれも“プロトタイプ”だという望月氏。「プロトタイプ=完成されていない作品」であり、使う人によってさまざまな使い方をしてほしい、そんな広告的な考え方により生まれた、「アート×テクノロジー×コミュニケーション」がテーマな興味深いプロダクトばかりでした。

イベント詳細は下記のとおり。

Digital Scramble

日程:本日4月25日(金)~27日(日)

時間:12:00~20:00(最終日は18時まで)

場所:ギャラリーROCKET

入場料:無料

なお、25日(金)18:00からはオープニングレセプション、26日(土)には、タイポグラファー、大原大次郎氏をゲストに迎え、HACKistが今回のために大原氏とコラボレーションして制作した新作「インストゥルペンシル(仮)」のサウンド・ショーケースを含むトークセッションなども開催予定とのこと。

この「Digital Scramble」、クリエイティブ×テクノロジーの最先端!とはいえ、クスッと笑える作品や、だれでも楽しめるアートなど、デジタルをアナログと融合して、まさに“Scramble=引っ掻き回”した作品集を堪能してください。

source: DIGITAL SCRAMBLE

(ホシデトモタカ)