グーグルのDIYスマホ「Ara」、開発者用キット公開

グーグルのDIYスマホ「Ara」、開発者用キット公開 1

夢のカスタマイズスマホに向けて着々と進んでる。

グーグルはユーザー自身が自在にカスタマイズできるモジュール型スマートフォンAraについて情報をかなりオープンにしています。今週は開発者向けにモジュール開発キット(MDK)が公開され、技術的な面も含めてさらに詳細が明らかになってきました。

MDKに付属のドキュメントの内容は当然技術的なものですが、個々のモジュールと「Endo(Endoskeletonの略かな?)」と呼ばれるメインフレームとの反応の仕組みまで見られて興味深いです。

その他にも「バッテリーが複数載せられる」という性能についても書かれていました。ちょっと紹介しますね。

Araユーザーは、端末に対して複数のバッテリーを使うこともできる。複数搭載することができれば、消耗したバッテリーを新しいものと交換することもできるし、その際電源をオフにする必要もない。Araに搭載されたこれらのバッテリーは、複数の充電用デバイスを使って充電することができる。もちろん搭載するバッテリーはひとつでもいい。任意だ。

グーグルのDIYスマホ「Ara」、開発者用キット公開 2

見た目のカスタマイズ性についても、こうあります。

交換できるモジュール・シェルはAraアーキテクチャのユニークな機能である。これによってユーザーは、コンシューマーグレードのフルカラー3Dプリンティングを使って、購入前にAra端末の外観をカスタマイズできる。また購入後も必要に応じて、各モジュール・シェルは交換可能である。

Endoにはミニ、ミディアム、ラージの3サイズが設定されていて、フレームが大きいほど多くのモジュールが使えるようになります。ただ、端末には中央の「spine(背骨)」といくつかの「ribs(肋骨)」という枠があり、フレームのどの部分にどのモジュールが入るかには多少の制限があります。でもそれ以外は本当に自由です。

さらにグーグルはWi-Fi接続機能、バッテリー、充電器、ディスプレイ、スピーカー、赤外線カメラまでもその詳細を明らかにしています。

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画像を見ると、モジュールの種類が多いだけでなく、その付け方も多様です。たとえば下の画像のパルスオキシメーター(血中酸素濃度センサー)は端末の上部から突き出ていますし、カメラや他のセンサーは一般的なスマートフォンのように背面に付いています。

グーグルのDIYスマホ「Ara」、開発者用キット公開 4

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文書では、ユーザーが新たな部品をオンライン(多分Google Play)で購入できることも書かれています。もっと深く知りたい方、MDKとそのドキュメントはAraのサイトで公開されているので、チェックしてみてください。

source: Google

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文](miho)