後からフォーカスできるLytroのハイエンドカメラ「Lytro Illum」登場

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約2年前に話題になった、撮ってからピントが合わせられるカメラ「Lytro」に、ハイエンドバージョンの「Lytro Illum」が発表されました。

前のLytroはカメラと予想できないような、筒のような形状で、操作も非常に単純なものでした。しかし、この新しいモデルはまるでミラーレス一眼のような未来的な形状で、ズーム操作や設定がよりスムーズに細かく行えるようになっているようです。

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BlackmagicのPocket Cinema Cameraぽいデザイン?

一番の特徴は、より大きなセンサーを搭載しているということ。前バージョンは「11 Megaray」だったのですが、Illumは約4倍の「40 Megaray」のセンサーを搭載しています。「Megaray(メガレイ)」というのはLytro独自のカスタムセンサーの単位で、センサーに入ってくる光線の色や強さ、方向をそのまま取り込むことで後からフォーカスを調節できるみたいですよ。メガピクセルとは比較できないのが難点ですが、画質が向上しているのは明らかです。

また新しい画像処理エンジンと、Qualcommの「Snapdragon 800」がCPUとして搭載されたことにより、速い処理速度でより大きな写真を撮影できるようになりました。

そのおかげで以前のバージョンでは携帯カメラのような画質だった写真が、より高精細でまるで映画のような仕上がりに。以下でサンプル写真が見れますよ。

最近では「HTC One M8」などのスマートフォンでも、後からフォーカスできる機能を持つカメラが搭載されていたり、業界的にかなり厳しい状況を迫られていたと考えられますね。

前バージョンのLytroは、米Amazonではすでに200ドル(約2万円)という半額に近い値段で売られていますよ。ちなみに日本のAmazonだと未だに4万円近い値段です…。

現在ここで予約ができます。販売価格が1,599ドル(約16万円)のところ、100ドル安い1,499ドル(約15万4000円)で購入できますよ。発送予定は2014年の8月。

またカメラへの限定彫刻とオリジナルストラップ、2年間のカスタマーサービスなどが予約特典として付いてきます。残念ながら、現在はアメリカとEU、カナダ、シンガポールなどの一部の国でしか予約を行っておらず、日本でも欲しいと思ってる方はこのフォームに入力して気長に待ちましょう。

source: Lytro

(徳永智大)