もしタクシーみたいに気軽にドローンを呼べるとしたら、あなたなら何に使う?

未来の空はドローンで渋滞してるかも。

今やスマホアプリでハイヤーが呼べる時代。そんなふうに手軽にドローンが呼べちゃう日も遠くないかもしれません。簡単にドローンを手配できたら、ものすごく便利な反面、なんかちょっぴり怖いかも…。

動画で紹介されているGoforはアレックス・コーネル(Alex Cornell)さんとフィル・ミルズ(Phil Mills)さんが考えたオンデマンド・ドローンサービスのコンセプト。現在劇的に進化しているドローン技術に基づいて未来を予測した場合、私達の生活がどんなふうに変化する可能性があるかを考察した思考実験です。

もちろんやっかいな規制や安全面での問題がクリアになったものと仮定した上での想像ですが、ドローンを飛ばすノウハウをもたない素人がドローンを使ったらどんなことになるんでしょう? 気軽にドローンをレンタルできるとしたらみんなはどんなことにドローンを使うんでしょう?

GoforではiPadアプリで手軽にドローンを手配し、任意のタスクをボイスコマンドで命じることができます。例えば絶景ポイントでドローンにセルフィーを撮影させたり、人気のレストランにドローンを先回りさせてどれぐらい混んでいるか確認したり。

またソーシャルメディアと連携させて、レストランに誰か知り合いが来ているかまで確認できたりも可能。さらにあまり治安のよくない地域を歩くときにドローンに監視してもらったり、酔っぱらった友達が家までちゃんとたどりつくかドローンに見守らせたりというシナリオも。コンセプトですから、それこそオプションは無限です。

サーファーなら現在の波の様子をドローンで確認したり、いつも混んでいる場所にドローンを先に飛ばして駐車スペースを確保したりなんてことも想像できます。Goforのドローンにはフリーフライトモードもあるという設定なので、好きなエリアをただ探索させて空の旅を楽しむこともできますね。

プロジェクトデザイナーのコーネルさんは、サービスそのものだけでなくユーザーインターフェースがどんなものになるのかにも大きな関心があったそう。誰にでもドローンを使えるようにするとなれば、誰にでも使えるUIを考える必要がありますもんね。

コンシューマードローン用のUIをデザインするというアイデアに惹かれました。通常未来のUIっていうと機能面やユーザービリティ―よりも見た目を優先しているものが多いから。ドローンアプリのUIがどんなものになるか探究してみたかったんだ。誰でも使うことができて、いろんな操作があって、直感的な機能性を兼ね備えたUIをね。

コーネルさんとミルズさんによって生まれたGoforドローンはほぼ全能。その機動力とインテリジェンスは無限のように思えるし、どこにでも侵入して何でもできます。その全能性こそが諸刃の剣にもなりかねないわけですが。Goforのサービスは非常に便利なのですが、なんていうか、便利さだけを追求しすぎることの怖さみたいなものも感じられます。

もちろん現段階ではGoforはフィクションです。現実ではドローンの使用に関する安全規制等の問題も解決していませんしね。米国連邦航空局はドローン用の規制を作成し始めていますが遅々としていますし。ただ技術の進歩は日進月歩。いつかGoforみたいなサービスが出てくる日が来るかも知れません。そのとき社会はどんなふうに変わるんでしょう。Goforの思考実験にのっかってアレコレ考えてみるのも面白いかも知れません。

source: GoforAlex CornellPhil Mills

Mario Aguilar - Gizmodo US [原文]

(mana yamaguchi)