スマート火災報知機Protect、不具合発覚で販売一時停止

スマート火災報知機Protect、不具合発覚で販売一時停止 1

鳴るべきときに止まっちゃうと。

グーグルに買収されて話題になったNestのスマートな火災報知機Protectに問題が発覚し、販売が一時停止されることになりました。Protectの目玉機能のひとつ、火災を誤検知したときにProtectに向かって手を振ると警報音を消せるという機能が誤作動することがわかったのです。

Nestのトニー・ファデルCEOが発表文書で問題点を説明しています。Protectに搭載されたモーション検知システム「Nest Wave」は、あくまで火災誤検知のときに簡単に音を消すための機能なのですが、テストの際、本当に火事が起きている場合でも意図せずに動きを検知し、警報音を止めてしまうことがあったそうです。つまり、実際火事がおきた場合に対応が遅れてしまう可能性がある、ということ。発表文書には以下のようにあります。

我々は、手を振る動作ではない動作についてNest Waveが「手を振った」と誤って処理してしまう可能性があることを発見しました。これが火事のときにも起こると、警報音の発生が遅れる可能性があります。そのため我々は、適切な解決策ができるまでこの機能を止めることにします。

この問題は研究所でのテスト段階でわかったものなので、我々の知るところでは、この問題を実体験したユーザーはいません。

というわけで、さしあたりNestはProtectの販売を停止しています。既存のProtect端末に関しては、Nest Wave機能が自動的にオフになります。ただ、ファームウェアのアップデートにWi-Fiが必要なので、ProtectをWi-Fiに接続していない場合は自動オフになりません。

Nestの対応はProtectのファームウェアアップデートになると思われるので、販売停止期間はそれほど長くないものと見られます。それにしても火災報知機のファームウェアをOTAでアップデートとか、ハイカラですね…!

Kelsey Campbell-Dollaghan(原文/miho)