着陸・再利用できるって素晴らしい! SpaceXから有人宇宙船「Dragon V2」登場

2014.05.30 14:15
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再生可能な宇宙船なんてアイデアが革新的。

起業家イーロン・マスク率いる民間宇宙開発ベンチャーSpaceXが新型の宇宙船「Dragon V2」を発表しました。

SpaceXは5月に民間宇宙船として国際宇宙ステーション(ISS)へ物資補給目的でドッキングに成功しています。その際に使われた宇宙船「Dragon」の進化版が今回世界初披露となったDragon V2です。民間宇宙船の常識を覆すと信じて技術とデザイン革新で攻め続けるSpaceXの宇宙船をご覧ください。


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発表会ではかぶっていたシートがはがされDragon V2が登場。デザインもミニマルで、かっこいい宇宙船!


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デモ動画が流れています。


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Dragon V2最大の特徴。なんと地球に帰還した時8基のスラスタを逆噴射して「着地」します! 落下ではありません。だから海にドボ~ンと着水することもなく、離陸した基地に戻ってくることだってできるそうですよ。


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SpaceX CEOのイーロン・マスク。マスクによれば、Dragon V2はヘリコプターのように正確に着地ができるそうですよ!

Dragon V2はまた燃料を補給するだけですぐにでもミッションを行える、初めての再生可能なカプセルだそうです。


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エンジンを説明するイーロン・マスク。


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SpaceXが新しく開発した「Super Dracos」推進システム用エンジン。これが1基につき16,000lbfの推力で着地時に噴射して、狙った場所に降ります。

マスクは発表会で「Super Dracos」は初の「プリントされた」エンジンと言っていました。これは、3Dプリンティング技術でDracoエンジンはデザインされたということでしょうね、恐らく。


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Super Dracosエンジン。


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Dragon V2の内部。7人乗りです。これはまだ開発段階の様子なので、機材が少なくスッキリした内装に見えますね。従来の宇宙船のイメージに反して、意外とスペースがあるようにも感じます。

窓が多いなあ!


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コックピット席はこんな感じ。SF映画に出てくるスペースクラフトのよう。


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コックピット席には4つの大型ディスプレイ。ディスプレイに挟まれた真ん中には緊急時用のボタンを搭載しています。

マスクはDragon V2の有人飛行は2016年には準備ができるとのこと。こらからはテスト飛行を行いますが、当初は無人でテストしていくそうですよ。こんなシンプルでミニマルデザインな宇宙船が宇宙と地球を行ったり来たりできるようになるなんて、ワクワクしますね!


Jesus Diaz - Gizmodo SPLOID[原文
(鴻上洋平)

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