ニワトリ用Oculus Riftで、ブロイラーが美味しくなる?

ニワトリ用Oculus Riftで、ブロイラーが美味しくなる?  1

全方向ルームランナーに乗せれば完ぺき!と。

ニワトリって鶏舎にすし詰めにするより、放し飼いの方が美味しいって言われてます。でも現実にはそんなスペースがありません。だったらニワトリにOculus Rift付けさせて、全方向ルームランナーに乗せて放し飼い気分させてあげればいいのでは?

…って発想の結果がこちらです。遅れてきたエイプリルフールじゃありません。アイオワ州立大学のオースティン・スチュワート准教授が、わりと真面目に提案しています。

Second Livestock Teaser from Austin Stewart on Vimeo.

スチュワート氏は、「Second Livestock」(セカンド・ライフとLivestock=家畜をくっつけた「家畜用セカンド・ライフ」とでも言いましょうか)とするプロジェクトのWebサイトまで立ち上げています。そこでは家畜にOculus Rift的デヴァイスを装着させ、彼らが自由に動き回れるヴァーチャルワールドを体験させようと提案されています。家畜農家はニワトリが走り回るスペースを用意する必要はなく、すべて管理された屋内で飼育し、Oculus RiftくっつけておけばOKというのです。スチュワート氏は、米国内でTEDみたいなプレゼンテーションもしています。

ニワトリ用Oculus Riftで、ブロイラーが美味しくなる?  2

でもやっぱり、本当の放し飼いとルームランナーだけで生きてるニワトリじゃ違ってくるんじゃ…?って思えます。実はその疑問と、そこから起こる議論こそ、スチュワート氏が掘り起こしたいものなんです。「これは、家畜学であるとともに、人間学でもあるのです」とスチュワート氏。「我々は小さな箱に住み、小さな箱で仕事をし、ヴァーチャル環境にますます入り込んでいます。なぜニワトリが同じことをしてはいけないんでしょうか?

というわけで、スチュワート氏の真の目的は効率良く高い鶏肉を作る方法を開発することではなく、技術と人間の関わり方をみんなに考えてもらうことにあったようです。たしかに人間を動物のひとつとして捉えると、このOculus Rift付けたニワトリみたいに「変」なのかなって気がしてきます。

とはいえ、本当にニワトリにOculus Rift付けたらどうなるのか…見てみたい気もします。

source:FastCo via TechCrunch

Adam Clark Estes-Gizmodo US[原文

(miho)