クリスタル彫刻のごとし。「波」の美しさに息をのむ「一瞬」とその秘密

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絶え間なく流れていく空間と時間。その2つが奇跡のように絡み合う瞬間は、まるで永遠のように感じられます。

写真家Clark Littleさんが撮り続ける「波」の写真は、まさにそんな一瞬をおさめた作品。彼は、カメラを持って海に身を投げ出してく撮影スタイルをどうやって開発したのか、心をぐっと掴むようなアート写真の世界をどうやって突きつめていったのか、この動画で語っています。

まるで傍観者のように安全な場所からあたりさわりのない風景を撮る写真家もいるでしょう。でも、彼は自分の撮りたいヴィジョンを完璧なものに近づけていくため波や砂にまみれて8年間過ごしてきました。

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Clarkさんは言います。「大波のブレイクを撮影するから、それなりの危険がつきまとうよね。肩を負傷したり、カメラのカバーが頭を直撃したこともあったなぁ…。最悪なのは、写真も撮れないまま波が次から次へと来て呼吸できなくなること。身の危険を感じる瞬間は好きじゃないし、恐ろしい気持ちになるよ。でも、こうして完璧なショットが撮れたりするから、やっぱりそれだけの価値があるんだろうな」

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「良い写真を撮るためには機材や設定は重要じゃない。だから自分はベーシックなコンパクトカメラで撮りはじめた」と彼は強調します。その神経がなんとも羨ましい。こんなに何度も何度も海に突っ込んでいく覚悟はなかなか持てません。精神がタフな人なら、ちょっとしたカメラをドライバッグに入れて今すぐにでも同じような写真を撮りに行くでしょうか?

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そんな、大波を乗りこなすサバイバル能力に長けたClarkさんはweb上でたくさんの作品を公開しています。最新作のチェックはInstagramフェイスブックで。写真集やプリント写真の購入は公式サイトでどうぞ。

James Baker - Gizmodo US[原文

(Rumi)