Surface Pro 3ハンズオン! よりタブレットでよりラップトップな端末に

Surface Pro 3ハンズオン! よりタブレットでよりラップトップな端末に 1

でたね、Surface Pro 3

発表されたばかりのSurface Pro 3、米国では今日から予約受付開始。日本ではこの夏までには発売する予定だといいます。米Gizmodoが、いつも通り即行の速攻で触ってきたので、Eric記者の初触りレビューを見てみましょう。


Surface Proはもともと悪いアイディアじゃない。ラップトップとタブレットを1台の端末でやるなんて素晴らしい。問題なのはアイディア自体ではなく、実際の端末がどっちにもなりきれないということ。タブレットとして使っても、ラップトップとして使ってもなんだか違和感があるのだ。が、今回発表されたSurface Pro 3は、その問題を解決するかもしれない。本当に1台で2役をこなすやつになるのではと期待ができる。

Surface Pro 3を触ってまず最初に思うことは、Surface Proぽくないということ。ボディは黒ではなく、厚ぼったい1枚岩なメタル。といっても美ボディではあるが。Surface 2やSurface Pro RTにベースは近いと言える。ラップトップというよりは、断然iPad Airより。この見た目で、中身のパワフルさを考えると驚きを隠せない。

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ボディデザインの素晴らしさは、その全体に言える。手に馴染む、とにかく持ちやすい。エッジの角度によって、手のひらと一体化するようだ。軽さと薄さのおかげで、片手でも楽々持てる。とは言っても、何分も片手で持ってると重いだろうけれど。

発表会でマイクロソフトが自信を表した新しいファンは、言うだけのことあり。小さなボディと馬力のある中身を支えている。実際、自分が触っている時にファンがオンなのかオフなのかわからなかった。つまり、(プレスルームはうるさい環境だったのもあるだろうけれど)それほど静かなファンだということ。しかし、気になったのはその熱。改良されたファンといえども、端末はかなり早い段階で熱くなった。背面上部はかなり熱いが、それ以外の箇所ならば大騒ぎするまでもない。しかし、タブレットでもある以上、手に長時間持って使う端末なわけで、それでこの熱さはどうなのかと心配にはなる。

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Surface Pro 3の新たな目玉はいくつもあるけれど、やはり1番はそのディスプレイサイズ。これは注目せざるをえない。大きくなった。しかし、際立って大騒ぎするほど大きいわけじゃないところが肝だろう。

大きくはなったが、大きすぎないことで気をそがれることもなく周りに馴染む。明確な理由を説明できないが、個人的にはスクリーンに関してはタブレットよりもラップトップという印象をうけた。だから、この12インチというサイズが小さめな画面としてしっくりくるのだと思う。ちなみに、ディスプレイは文句なしの美ディスプレイ。

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さて、気になる改良点として、ヒンジをあげたい。閉じている時はその姿が見えないのに、ひとたび開くと力を存分に発揮。前モデルのあのパチンととめて使うタイプのヒンジはなくなり、代わりに角度を自由に調整できるものになった。その動きがスムーズで素晴らしい。

個人的には、パチンタイプのヒンジがなくなって寂しくもあるが、新ヒンジの便利さに比べれば些細なこと。ラップトップとして使う時に、角度を自由にできるのは実にありがたい。ヒンジの改良でラップトップとしての役目が今まで以上にあがったと言える。

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ラップトップとしての役割と言えば、タイプカバーにもある。磁石でタブレットへと取り付け可能なこのパーツの接続部分に折り返しが入り、キーボードとしてかなり安定感が高くなった。この接続は、もちろんラップトップの接続部分と同じではないが、それでも近い気がする。

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実際にタイプした感想は、タイプカバーは前モデルと同じような感じ。つまり、キーボードとして十分使えるが、慣れるのにちょっと時間を要するだろうということ。ただ、サイズアップは、タイピングの面でも助かる改良点だ。

ラップトップとして使う時に、スタンド部分が膝にあたるのはやはり少し違和感あり。改良点で接合部分の折り返しトリックで安定感は生まれたが、違和感は拭えなかった。Surface Pro 3はラップトップとして完璧とは言えない。しかし、2役端末のラップトップとして、この小さいサイズならば少々のことは目をつぶれるレベルではある。

スタイラスは、特にいうことなし。おしゃれなペン感覚。使い勝手も上々。ただ、収納個所がタブレット部分にないのが残念。タイプカバーにはひっかけておくところがあるけれど、でもすぐ無くしてしまいそうで怖い。正直、レビューで触っている間にもすでになくしかけた。

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初めて触った感想をまとめると、Surface Pro 3は、薄く軽くなってよりタブレットらしくなった一方、大きなスクリーンと新ヒンジのおかげでよりラップトップらしくもなっている。まさに1台2役と呼べる端末になってきているのだ。Pro 3の発表は、マイクロソフトにとって今までで最大のチャンスとなるだろう。


これは、かなり褒めていますね。よりタブレットらしくなって、よりラップトップらしくなっているなんて、2役端末にとっては最高の褒め言葉でしょう。ヒンジという物作りの基本のところで、大きく飛躍したSurface Pro 3。実際に触ってみるのが楽しみです。期待できそう!

Eric Limer - Gizmodo US[原文

(そうこ)