パリの街で、車の速度制限を時速30kmにする意味

パリの街で、車の速度制限を時速30kmにする意味 1

30km制限を設けることで、何が起きるのでしょう?

パリを走る車の60%はディーゼル車と言われており、街は排気ガスに苦しんでいます。この問題を解決しようと、1日交通量を半分に制限したり、公共交通機関に力をいれたり、はたまた週末だけレンタサイクルを無料にしたりと、あれこれをねってきました。そして今回、新たに解決策としてアンヌ・イダルゴ市長が提案しているのが、パリの街全体で車の速度を時速30kmに抑えるというのもの。

この案が可決されれば、パリの車道はかなりゆっくりした流れになります。速度が落ちれば、交通事故の減少などさまざまな効果が見込めそうですが、これは新たな潮流となり得るのか、それは微妙なところです。なぜなら昨年すでに、街の3分の1は時速30km制限ゾーンだったという事実もあります。

パリの街で、車の速度制限を時速30kmにする意味 2

速度制限を設けることで、長年苦しんできた排気ガス量を減らすことはできるのでしょうか。もちろんポテンシャルはあると思われます。しかし一方で、ゆっくり走ることは長時間走るという意味でもあります。つまり騒音や、注意散漫な運転が増える懸念点もあるのです。まぁ、やってみないとわからないものかもしれませんがね。

何より、ディーゼル車が60%を占めていることに驚きました。電気自動車やハイブリッド車の導入に力をいれた方が早い気がしますが、どんなもんでしょ。

source: World Streets(via Archinect

Jordan Kushins - Gizmodo US[原文

(そうこ)