宇宙望遠鏡が4年間におよぶ低速度撮影でとらえたものとは…

2014.06.20 13:00
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リアルな星の爆発でした!

周囲の宇宙塵を照らしながら光速で爆発する星。これ、コンピュータシミュレーションじゃありません。4年以上かけて宇宙望遠鏡で低速度で撮影されたV383のバーストなんです。このバーストの原因は科学者たちにもまだ分かっていません。


NASA/ESAハッブル宇宙望遠鏡は、2002年から一角獣座V383の光エコーを観測してきました。光エコーの新しい観測がなされるたびに、星の周囲にある宇宙塵に珍しい「薄い層」のような部分が確認されました。この動画はハッブル宇宙望遠鏡が2002年から2006年にかけて複数回にわたって撮影した光エコーの画像をモーフィングしたものです。宇宙塵に見られる数えきれないほどの渦が特に注目に値します。もしかしたら星間にある宇宙の磁場の影響でこれらの渦が作り出されているのかも知れません。

地球から2万光年のかなたに位置する一角獣座のV383。2002年に突然アウトバーストし天文学者たちを驚かせました。V383は非常に大きく、観測史上最も大きな星の1つとなりました。発する光の量はなんと太陽の60万倍だそうです。

当時、天文学者は新星かと考えましたが、観測するうちにそうではないことが分かりました。この不思議なアウトバーストの原因は依然として分かっていません。現在考えられている理論は以下の通りです。

  • 特殊な新星アウトバースト(この可能性は非常に低いそう)
  • 死にゆく星の熱パルス(以前の爆発時に放出された星の原料を新しいパルスが照らしている)
  • 超巨星の熱核反応(超巨星の層の1つでヘリウムが発火し溶解プロセスが発生)
  • マージバースト(2つの隣り合った星が融合する際に生じるバースト)
  • 惑星捕獲(巨大なガス状の惑星に、別の星が飲みこまれる)

宇宙にはまだまだ不思議がいっぱいですね。


Jesus Diaz - Gizmodo SPLOID[原文
(mana yamaguchi)

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