Google CardboardでスマホがVRゴーグルに。

2014.06.28 01:20
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Google I/Oのサプライズなお土産。

Oculus Riftみたいなヴァーチャルリアリティ用ヘッドセットがほしいけど、お値段が張るし、もうちょっと待ったほうが長持ちするものが出そうです。そこでお金のかからない代替案、Google Cardboardです。これはAndroidフォンにCardboardアプリを入れ、ダンボール製ゴーグルと合体させたものです。Google I/Oのキーノート終了後に参加者にお土産として配られたものですが、作り方もアプリもすでに公開されています。

見た目はOculus Riftみたいな未来感というより手作り感満載ですが、中身はちゃんとヴァーチャルリアリティです。Cardboardアプリ内のデモではYouTubeを見たり、ストリートビューで遊んだり、Google Earthでヒマラヤ山脈に登ったりできます。

Google Cardboardを使うには、まずダンボールのヴューワを作ります。ヴューワはダンボールとマジックテープ、リング状マグネット、レンズに輪ゴムでできていて、オプションでNFCタグが付けられます。ダンボールの図面はこちらでダウンロードできます。


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材料はホームセンターとかアマゾンで買える安価なものばかりですし、アプリはGoogle Playストアで入手できます。

で、実際ちゃんと使えるの?ってことですが、米Gizmodoのブレント・ローズ記者が短時間ながらGoogle Cardboardを実際使って、その素晴らしさを語っています。

Google Cardboardにちょっと触ってきたんですが、このダンボールすごいです! 組み立てはチュートリアル見ながら45秒くらい、スマートフォンを裏のパネルに入れてマジックテープで止めればOKです。

できあがった箱を顔にくっつけるとアプリの世界が水平に広がり、スクロールは頭の向きを変えるだけです。ヴューワ本体の横に付いた小さなリングでクリックするんです。リングを下にスライドすると、上に跳ね返ります。昔懐かしのヴューファインダみたいな感じがします。

僕が見たのはピクサーだったかの「Windy Day」の世界でしたが、すごく没入感がありました。反応も良かったです。スマートフォンのジャイロスコープもしっかり動いていて、頭を動かすと世界も一緒にラグなしで動いてきました。それで30秒もすると、自分がその世界に入ってることがわかりました。

僕が使った端末は1080pのNexus 5でしたが、表示は片目ずつ分かれていたので、ピクセルが完全に見分けられないほどの細かさではありません。でもだいたいOculus Riftの最初のヴァージョンと同等くらいです。電話の解像度が最近発表のLG G3(2560 x 1440)くらいに上がってくれば、もっときれいになるはずです。

詳細は別途お伝えしますが、安価なダンボールとプラスチックレンズ、マグネットくらいでこれほどのものができるなんて素晴らしいです。ヴァーチャルリアリティはもうすぐ、非常に安くユビキタスなものになりそうです。

Google Cardboardは、Google Cultural Institute in ParisにいるDavid CozさんとDamien Henryさんがいわゆる「20%ルール」(社員は自分の時間の20%をあてて好きなことができるとするルール)の中で考案されたそうです。みんながほしがってるものをダンボールとアプリでちゃちゃっと実現させてしまうなんて素敵なエンジニアさんですね!


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Kate Knibbs-Gizmodo US[原文
(miho)

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