Google I/Oで発表されなかったことまとめ

2014.06.27 13:30
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今出ないってことは、もうすぐ来るってこと、か?

Google I/Oのキーノートが終わり、3時間に及ぶ発表ではAndroid TVとかAndroid AutoAndroid Lといった新ネタが披露されました。でもキーノートの前に噂になっていたのに、言及されなかったこともあります。何が不明なままだったのか、こちらでまとめます。


一般ユーザー向けグーグルグラス


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これまで開発者向けの「Explorer Program」とされてきたグーグルグラスは、そろそろこのGoogle I/Oあたりで一般ユーザー向けに発表されてもいい気がしてました。すでにリデザインもされてるし、Explorer Program自体も少しずつ開かれつつありますもうテストは2年もやっていますし、Google I/Oの聴衆にもグーグルグラスユーザーがやたら多かったんですが、それでもまだグーグルには確信がないんでしょうか?

グーグルグラスは長いことテストされてるとはいえ、顔にコンピュータくっつけることの異様さと、1,500ドル(約15万円)という価格のせいで普通の人にはあまり使われていません。グーグルとしては幅広いユーザーにしっかりしたものを出せるよう、さらに時間をかけてるってことでしょうか。


YouTube Music


YouTubeベースの音楽ストリーミングサーヴィスも長いこと噂されていて、Google I/O直前には情報も頻繁にあがっていました。でも今回のキーノートでは言及されないままだったのはどういうことでしょうか?

考えられる理由は、ライセンス契約に同意しないインディーズアーティストへの対応がまだ決まっていないことかもしれません。これまでの噂ではグーグルがそんなインディーズをサーヴィスから締め出そうとしていると言われてて、それではYouTubeの魅力を台無しにしかねません。なのでここをうまくまとめるために時間をかけてるんだとしたら意味がありますね。


Android Silver


グーグルがNexusプログラムをやめて「Android Silver」に置き換えるという情報は何度も出ています。Android Silverはハードウェアメーカーに対しグーグル公認・素のAndroid搭載フラッグシップ端末の基準を示すプログラムとされています。これもGoogle I/Oには登場しませんでしたが、よくよく見るとそのための布石は着々と打たれています

まずグーグルは今回「Android L」を発表しつつ、すぐには公開しませんでした。これによってNexusの「一番早く最新Androidの機能が使える」という強みはひっそり消滅し、他ブランドのフラッグシップ機に素のAndroidを載せたGoogle Play Editionと条件的には同じになります。

さらに素のAndroidを安価な端末に載せるときの標準を示すプログラム「Android One」も発表されたことで、Android Silverの基礎らしき何かがだんだんと見えてきました。同様の標準がハイエンド機に対して何らかの名前で発表されるのも時間の問題でしょう。新Nexusが発表されてもよさそうな、今年秋あたりが落とし所じゃないでしょうか。


グーグルブランドの新ハードウェア


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Nexusといえば、今回はグーグル自身のハードウェアはタブレットもスマートフォンも発表されませんでした。今までGoogle I/Oでは少なくともひとつはハードウェア発表があったんですが、今回発表されたハードウェアはサムスンのGear Liveだけでした。

でもグーグルは最近モトローラを売却したことでサムスンなどのOEMメーカーとの対立構造が緩和されたばかりなので、これはさほど意外じゃないです。グーグルは今ハードウェアに関してスマートフォンやタブレットへの注力をやや弱めて、子会社のNestとかロボット企業とかに力を入れているように見えます。またそれらの子会社も運営はそれぞれの会社でやっていて、ただグーグルの傘の下に入ってはいるという感じです。


新Androidの名前は?


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グーグルは新ヴァージョンのAndroidに関し、今年秋のリリースを前にちょっと変化球を投げてきました。Android Lのデザインとか機能とか考え方とかはいろいろわかったんですが、名前が不明なままです。「Lollipop」という説が濃厚そうですが、正式にはヒントもないし、ヴァージョン・ナンバーもわかりません。いつまで「Lリリース」って言わなきゃいけないんでしょうね。


スマートホームはどこへ


Android@Homeという噂もありましたが、グーグルは忘れてしまったんでしょうか。アップルがWWDCでHomeKitを発表したところなので、グーグルから何もなかったのはちょっと驚きです。

でもGoogle I/Oの直前には子会社のNestから開発者向けプログラムの発表がありました。つまりグーグル的には、スマートホームはNestにまかせておけばいいやって感じてるのかもしれません。セキュリティカメラ企業のDropcamの買収もグーグル直接でなくNestがしてました。それにグーグルといえば世界最大規模のデータ収集・分析・広告企業なので、家のデータには直接アクセスされないほうが安心な気もします。


Project Tango


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グーグルの3Dスキャナスマートフォン/タブレットプロジェクトのProject Tangoは今開発中のガジェットで一番クールなもののひとつですが、キーノートでは全然触れられませんでした。ただちょっとした発表はあり、いつかドラッグストア内での買い物で役に立ちそうと言われてます。

今回のGoogle I/Oはかなり近々に発売/公開される製品・サーヴィスにフォーカスしてたので、Project Tangoみたいな先の長いプロジェクトが外されるのは仕方ないかもしれません。でもすごく面白いプロジェクトなので、何も言及されなかったのは残念です。


Project Ara


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モジュール式スマートフォンプロジェクト「Project Ara」も面白いガジェットですが、今回言及なしでした。最新の情報ではProject Araの初代端末は2015年初頭に発売とのことで、実はわりともうすぐです。

カメラとかCPUとかスピーカーとかいろんなパーツをバラして好きなものだけくっつけて使えるスマートフォンというのは楽しそうですが、技術的にはかなりのチャレンジです。グーグルはこのアイデアについてちゃんと本腰を入れていると表明してはいますが、実際どこまでいけるのかとか、ユーザー側もそれを本当に求めているのかとかはわかりません。


Google+


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Google+の元責任者、Vic Gundotraがグーグルを退社してしまい、Google+は運営はしていてもプロジェクトとしては休止状態にあるようです。Google I/Oでもとりあげられないってことは、おそらく本当に脱力してるんでしょう。どうなるかはまったく不明ですが、我々にとってわからないだけじゃなく、グーグル自身も途方に暮れてるんじゃないでしょうか。

特に新しい方向性のアイデアもないなら、何も言わないのが得策です。ただ、去年のGoogle I/Oでの扱いとはだいぶ違うのが寂しいですね…。


HangoutsとGoogle Voice


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HangoutsとGoogle Voiceの統合については一部の人が熱望しているだけなので、今回何も言及されなかったのは驚きとかすごくがっかりとかではないです。ただ「もしかしたらHangoutsとGoogle Voiceが統合して、クロスプラットフォームのiMessageみたいなすごいものできるかも…」なんて望んでた人たちにとっては希望をくじかれた形です。


Eric Limer - Gizmodo US[原文
(miho)

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