グーグル、ドメインの販売を準備中

グーグル、ドメインの販売を準備中 1

もう、全部グーグルでいいんじゃないかな。いや、それもちょっと…。

グーグルが先日、「Domains」という新しいサービスを発表しました。読んで字の如く、ドメイン名の販売と管理を行うサービスです。また、Google Domainsはウェブサイト作成やEメールアドレスの設定、ホスティングの管理まで助けてくれます。つまり、グーグルのエコシステムから離れる事なくウェブサイトを展開できるわけです。

これって、実に便利であると同時に、ものすごく怖い事でもある気がします。現在、ドメインを購入して管理するのは実に煩雑である上、悪名高いGoDaddyのような会社を相手にしなければなりません。グーグルは、ドメイン検索、購入または移管をシームレスに行えるサービスでその状況を変えようとしています。Google Domainsでは、100個のEメールアドレスと100個のカスタムサブドメイン名が自動で手に入る上に、ビジターはグーグル独自のDNSシステムを通るので、速くて信頼性の高いアクセスが期待できます。

ここまでは良いニュースです。Google Domainsは現在、招待なしには利用できないベータステージですが、恐らくはドメインの扱いを簡単で、なおかつ安くしてくれるでしょう。…正直、今の惨状を考えれば低すぎる敷居ですが。またグーグルは、Shopify、Squarespace、Weebly、そしてWix.comなどと提携する事で、ウェブサイトの作成をサポートします。

でも、よく考えてみてください。これはつまり、中小企業にとってグーグルがウェブのワンストップショップになるという事です。確かに便利です。しかし同時に、ドメインを販売してサイト構築まで助けるというのは、グーグルの広告サービスやDrive等の企業ツールへ人を呼びこむ強力な手段になるでしょう。ビジネスの観点で言えば、グーグルとしては実に理にかなった一手です。ですがオンラインでの存在をグーグルに支配されるのは、決して良いこととは限りません

既に世界屈指のインターネット企業であるグーグルが、ネットをさらに支配しようとする様は、ある種独占的すぎる気がします。とはいえ、実際に支配するとは限りません。Google Domains自体は素晴らしいアイデアなので、それをグーグルが悪用しない事を祈るばかりです。

image: Google

Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文

(scheme_a)