世界で最も美しいミイラ「眠り姫」は、なぜまばたきをするのか

2014.06.28 16:00
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1920年、肺炎により2歳という若さで命を落とした少女「ロザリア」は、父親の希望により、ミイラとなってその美しさを永遠に保つ事になりました。

彼女のミイラは、シチリア島北西部パレルモの、カプチン・フランシスコ修道会の地下納骨堂に、8,000体のミイラと共に安置されています。「眠り姫」のあだ名を持つ彼女は、死後90年以上経過した今でも、まるで昼寝中の幼い少女にしか見えません。

そんな彼女ですが、時折、瞬きしているところが目撃されているのです。しかし、ミイラである彼女がまばたきをするはずがありません。

「これは、時間の移ろいと共に変化する光が窓を通ることで引き起こす目の錯覚です。もともと、ロザリアの瞳は完全に閉じられているのではないのです。今までも閉じていなかったのです」とカプチン・フランシスコ修道会の管理者であるダリオ・ピオンビーノ・マスカリ氏は言います。

また、ロザリアはガラス製の無湿度の棺に移され、水平になるように少しだけ位置を調節されたらしく、この新しい位置が、少女のまぶたを見やすくしているそうです。コタク・ジャパンでは、まばたきの動画や、ミイラの作り方、保存方法などが詳しく掲載されています。人工的にミイラ化された「眠り姫」のすべてを確認してみてください。


source: コタク・ジャパン

(ギズモード編集部)

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