スーパーマリオの1−1はデザイナー視点で見ると理に適った配置だった

スーパーマリオの1−1はデザイナー視点で見ると理に適った配置だった 1

誰もが理解し、成長できる。

みんなが遊んだことのあるスーパーマリオ。あの1-1のステージはシンプルなので、よく覚えてますよね。実はあのステージはデザイナー視点でみると素晴らしいレベル構成に仕上がっているんですって。兄弟メディアコタクジャパンで詳しく解説されていたので、その内容をちょっと覗いてみましょう。

ゲーム開始直後の画面からしても、システムの少ないリソースを上手くやりくりし、ゲームに不慣れな世代にも受け入れられるように様々な工夫が施されています。画面上に沢山テキストを表示させたり、説明書を読ませたりすること無く、プレイヤーに何が可能かを認識させ、プレイを通じたスキルの向上を可能にするという、アフォーダンスの用い方と学習曲線デザインの素晴らしい手本が詰まった作品です。

開始直後の画面ではマリオが右を向き、その前には開けた空間があります。何も動いておらず、脅威となるものも見当たりません。この静的な空間で、プレイヤーはコントロールを色々試して、慣れることができます。また、ここでプレイヤーが学ぶこととしては、ゲームを通して常にマリオの進むべき方向は右だということです。

マリオは大抵画面の中央に居ますが、ゲームデザイナーたちは開始直後のマリオの位置を意図的に左側にしています。現代のゲームであればカットシーンなどを通して伝えることでしょうが、このマリオの配置場所のもたらすアフォーダンスは、多くのことを伝えます。プレイヤーは置き去りにされた感を感じることもなく、ゴールが何かを教えられることのないままに、どうするべきか理解できるのです。ただ右に進めばいい、と。

確かにコントローラーを何もしらないまま渡されても、少しずつ理解をし、1-1のクリアを達成できるでしょう。さらに細かい解説はコタクジャパンを御覧ください。

source: コタクジャパン

(ギズモード編集部)