ハネウェル、Lyricでスマートホームに参戦

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独走状態だったNestに、遂にライバルが。

スタイリッシュなスマートホームサーモスタットに関しては、Nestは今まで他の追随を許していませんでした。しかし、遂にハネウェルが、冷暖房を自動的に管理する独自のユニットを発表しました。

Lyric Smart Home Thermostatは、ハネウェルがこれから発売していくスマートホームデヴァイスの第一弾となります。ユーザが温度調節に費やす時間を削減するため、可変ジオフェンシングなど、多様な自動調節機能が搭載されています。iOSとアンドロイド両対応のアプリをスマホやタブレットにインストールすれば、現在地をトラッキングすることで帰宅前に家を暖めておいたり、外出後に暖房を弱める事も出来ます。また、このシステムは複数のアプリから操作できるので、家を出たのが特定の家族の一員か全員かも検知可能です。

暖房をうっかり切り忘れて出てしまうような人には実に画期的な機能なんですけど、その場合スマホをうっかり忘れないように心がけないとですね。勿論、もっと一般的なスケジュールやイヴェント(就寝パーティ等)毎の管理もアプリから可能です。というより、このサーモスタットの機能の大半はアプリからコントロールする事ができます。

ハネウェルのグローバルPRマネージャー、Tammy Benker Swansonさんは米Gizmodoのインタビューにこう答えてくれました。

私たちは、この商品を消費者の目線からデザインしました。現代のホームオーナーとその家族は、忙しすぎてサーモスタットの事を考えている時間がありません。でも、節約はしたいと考えています。Lyricを開発する際、私たちの念頭にあったのは、そういった消費者の忙しいライフスタイルにマッチした体験を提供することでした。家にいる時はくつろぎを与え、いない時には節約してくれるのです。

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またLyricは、室内の温度と湿度を監視して冷暖房のシステムを調節することで、住んでいる場所の湿度などによって生じる体感気温の差をなくし、世界のどこにいても温度計どおりの体感気温を実現します。ネットに繋がっているから、家周辺のその日の12時間の天気予報もボタン一つで表示できます。さらに、冷暖房のフィルタも随時チェックし、交換の時期が来たらプッシュ通知でスマホに知らせてくれます。

米Gizmodoでは先週Lyricを体験し、評判は上々のようです。取り付けはおおむね誰でもできるくらい簡単で、家ごとの配線に合わせてカスタマイズできる丁寧なオンラインガイドも利用できます。

デザインは魅力的でありながら気取らず、たった二つのボタンとLEDの温度メータ、そしてフェースプレートの外側に付いた、スムーズに動く温度調節リングで構成されています。このリングがまた心憎く、温度を上げるとオレンジ、下げるとブルーの淡い光を背後の壁に投影します。まぁ、実際のところほとんどの調節は自動かあるいはスマホで行うため、この演出自体滅多に見ることはないのですが、それでもなんともそそられるではありませんか。

米Gizmodoで、テスタ用のユニットが届き次第、この280ドルのデヴァイスをレヴューします。それにしても、こんなデヴァイスが似合う家が欲しい!

Andrew Tarantola - Gizmodo US[原文

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