NY市警史上最大の暴力団一斉摘発、決め手はフェイスブック投稿100万件

NY市警史上最大の暴力団一斉摘発、決め手はフェイスブック投稿100万件 1

捜査の未来…かな。

フェイスブックで大っぴらに抗争していたギャング2派がニューヨーク市警(NYPD)の強制捜査に遭い、40名が一斉摘発されました。犯罪組織のガサ入れとしてはNYPD史上最大。

現場はウェストハーレムの「General Ulysses S. Grant」と「Manhattanville」という2つの公営住宅です。容疑はバスケの花形選手殺し、発砲、集団暴行、共謀などなどで、NYPDはフェイスブックなどのSNSの投稿100万件以上をデータマイニングし、103名に計145件の起訴状をとり、米時間4日の明け方、警官数百名を投入して空と陸から奇襲をかけました。

JJIEの詳報によると、最初は単に公営住宅同士の抗争を止めるつもりで捜査を始めたんですが、想像以上に根深かったようです。

両者の軋轢は縄張り争いではなく、もっと単純な仇討ちでした。ネットであたり憚らず罵倒・挑発しあっていたのであります。誰に事情聴取するよりも雄弁。署はこうした炎上ポストの多くを差し押さえ、通話記録、書面などと一緒に書類送検しました。

気になるのは投稿の中身ですが、これはストレートなもの(例「450ドルの40口径カリバー買うんで200ドル頼む」)から、もっと暗喩的なもの(例「誰かさんが相当痛い目に遭うぜ」)までさまざまです。ひどいものになると刺したのは自分だ、撃ったのは自分だ、と手柄を自慢げに語る投稿も。

他人のアカウント借りて投稿したのもあるんじゃないかな…という一抹の不安もありますが、NYPDが史上最大の強制捜査に踏み切るだけの証拠固めがソーシャルネットワークで済んでしまったというのは注目ですね。

image from Dave Hosford under Creative Commons license

source: Juvenile Justice Information Exchange via Daily Dot

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(satomi)