ソニー、人間の目に近い湾曲したカメラセンサー開発中

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曲がりブーム!

曲がる、曲げられる、カーヴしている端末といえば、最近のトレンド。私たち生活者目線ではまだ身近ではないものの、業界ではウェラブル端末からタブレット、テレビまで曲線ブームが起きています。

でも、湾曲したカメラセンサーとなれば、単なるガジェガジェしたギミックの話とはレヴェルが違ってきます。カーヴしたセンサーの存在は、カメラがレンズを通して光を取り込む仕組みそのものを大きく発展させ、一眼レフやiPhoneでの写真画質が飛躍的に向上する可能性があるからです。

先週、ハワイで行なわれたVLSI Technologyシンポジウムにて、ソニーは長年取り組んでいた最先端技術に関する画像を発表しました。それこそが湾曲したカメラセンサーだったのです。ソニー曰く、このCMOSセンサーは人間の目と同じ湾曲を持っているといいます。このカーヴによって、レンズを通してセンサーに直接光線が届くのです。

従来の平らなタイプでは、センサーに当たる光の角度によって歪みが生じていました。写真の端の方が少しぼやけてしまうのはこの歪みが原因。湾曲センサーならば、この問題が解消されるといいます。加えて、より多くの光を取り込める大きな絞り(開口部)を持ったレンズの製造を可能にします。

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湾曲センサーは2種類あり、1つは43mmで、RX1などコンデジの後継機搭載が予想されます。もう1つは11mmで、モバイル端末への搭載が有力。

この技術はまだまだ初期段階。現在、ソニーはセンサー100個近くを生産した状態です。しかし、早くも商品化に向けて大きな期待がかかっているのも事実。カメラセンサー業界ではここ数年見られなかった、大きな1歩となりそうです。

source: Sony Alpha Rumors

Michael Hession - Gizmodo REGRAME[原文

(そうこ)