安全面は? 中国一高いビルの建設スピードが驚異的

急ぐのには理由もあるようですがね。

いま世界で最も高いビルといえば、828mの高さを誇るドバイの「ブルジュ・ハリファ」。でも、それに次ぐ高さになる中国一の超高層ビル「平安国際金融中心(Ping An Finance Center)」が深センに建設中なのをご存知でしょうか?

平安国際金融中心は、115階建てで660mという高さが特徴の1つ。でも急ピッチな建設スピードが度肝を抜いているようですよ。「ブルジュ・ハリファ」にしろ、ニューヨークのワールドトレードセンタ跡地に建設中の超高層ビル「ワンワールドトレードセンタ」(地上108階、最頂部の高さは541.3m)にしろ、各階の完成には平均して1週間ほどが費やされています。でも、平安国際金融中心の各階の完成スピードは96時間以内のペースだそうで、ほぼ倍速の建設スピードをほこるんだとか。

平安国際金融中心のハイスピード建設を実現せしめる理由は、ビルの構造体をモジュール化して組み上げる独特なプレハヴ工法と、建設時から完成後までクリーンなエネルギー効率性を誇る設計を採用しているからだと説明されています。ただ、急がなければ、別の建設計画で進められている高さ838m、220階建ての超高層ビル「空中城市(Sky City)」に中国一高いビルの座を奪われてしまうという大人な事情があったりもするようです。

2016年完成を目指してスピードアップするのはかまいませんが、くれぐれも手抜き工事とかで安全性に問題があるビルにだけはならないようにお願いしたいところでしょうかね。ただ、コンクリートに基準外の海の砂を使用していることが発覚して一度建設がストップしているんですよね、この物件…。

source: DesignBoom, 日本経済新聞

Kelsey Campbell - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)