アメリカの国立公園内でドローン利用禁止命令

アメリカの国立公園内でドローン利用禁止命令 1

アメリカ合衆国国立公園局は国立公園内でのドローン使用を全面的に禁止することを発表しました。

新しく定められた方針によると、無人機の離着陸、水陸での運転をしてはならぬとなっています。でもどうして? 理由は騒音

ドローンの発する音が破壊的にうるさくて、公園を訪れる人たちやパークレンジャーたちが不愉快だと感じているんだそうです。もちろん、野生動物たちだって迷惑しているということで、既にヨセミテ国立公園を含めたいくつかの国立公園でドローンの使用は禁止されています。

実際に、国立公園局はさまざまな実例をあげています。

4月のある日、夕日を静かに満喫しようとグランドキャニオンに人々集まっていると、騒音と共にドローンが現れ暴れ飛び回った挙句、渓谷に衝突した事件が起こりました。また、同月、ザイオン国立公園のボランティアはドローンがオオツノヒツジの群れを乱すのを目撃しました。その他にこの騒音が動物の親子をはぐれさせる原因になっているとの報告もあがっています

ただ、国立公園局自身は、捜索、救出、火事対策、科学的な研究に限ってドローンを引き続き使用する予定とのこと。加えて今回発令された一般向け無人機の使用禁止一時的な措置なんだそうです。

ちなみに、現在違法とされる商業用ドローンの利用については、FAA(連邦航空局)がルールを作成中とのこと。規則を守れば飛ばせるという方向に進んでいるそうです。つまり、いつか再びドローンの試用がOKになる可能性も無きにしも非ずってこと。

問題を引き起こさずにUAV(無人機)技術を有効的に利用する方法を見つける努力がもっと必要だと考えさせられますよね。テクノロジーと環境の共存とでも言いましょうか。

source: NPS

Adam Clark Estes - Gizmodo US [原文

(junjun)