よくカメラの表示でみる「ヒストグラム」って何ですか?

わかりやすく教えてください。

ヒストグラムとは、縦軸に度数、横軸に階級をとった統計グラフの一種で、データの分布状況を視覚的に認識するために主に統計学や数学、画像処理等で用いられる。(Wikipedia参照)

…そんなこと言われても、ピンとこないからもっと簡単に言ってください。

デジタルカメラのディスプレイ表示や写真編集ソフトで1度は目にしたことがあるヒストグラムのグラフ。どんな意味で何を示しているのか、たった5分のこの動画を見ればしっかりわかります。

ヒストグラムとは、平たく言えばその画像のトーン(明暗)をグラフにしたもの。つまり、どれだけ明るいか暗いか、です。

ご存知のとおり、デジタルカメラの写真データなどは点(ピクセル)によって構成されています。ヒストグラムのグラフは、まず1ピクセルごとにその明度をチェックします。このとき、各ピクセルの色は全く関係ありません。明度のみ。真っ白から真っ黒、そしてその中間にあるさまざまなトーンのグレーという具合に、各ピクセルごとに明度をチェックしていくのです。

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次に、この白黒グレーのピクセルを整理します。左から右へ、真っ黒から真っ白へと並べていきます。こうして出来上がったグラフがヒストグラム。横軸は黒から白への明度を、縦軸は画像内にある各トーンのピクセル数となります。

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さて、上の図はわかりやすくデフォルメした例で、黒から白までの横軸が10段階になっています。しかし、カメラに表示されるヒストグラムはもっと繊細。グラフ横軸段階はなんと256もあるのです! こうしてできたグラフは、画像全体を「暗すぎる」「明るすぎる」と判断する材料となります(左によると暗く、右によると明るい)。

次に、ヒストグラムを使った良い写真の判断基準とは何でしょう? 1番左の真っ黒(照度0)、1番右の真っ白(照度255)、両者は値が小さい方がベター。なぜなら、真っ黒/真っ白は色の情報がなく、編集作業で真っ黒をいくら明るくしても、真っ白をいくら暗くしても、ただグレーになってしまうだけだからです。ミドルトーンの多さは、ポストプロダクション時に調整できる情報が豊富だという意味。

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ヒストグラムで綺麗な山ができること。これがいい写真の1つの鍵となるわけですね。なるほど!

動画は、John GreengoさんがCreativeLiveのために作ったものです。

source: Picture Correct via Peta Pixel

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(そうこ)