アップルが新たに殺そうとしてるものリスト

2014.06.03 13:05
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死神からの挑戦状がきましたよ……

今日のWWDC発表てんこ盛りでしたけど、アップルの新サービスの影響をモロに被りそうなサービスとアプリをまとめてみました。


Dropbox


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iCloudがダメだったのは、Dropboxなど同時代の競合があまりにもイイから。ですが、今回はアップルもiCloud Driveを大幅に改善し、Dropboxの一番イイところをもってきました。つまり…クラウドのファイルのフォルダーをFinderのウィンドウから直接管理できるようにしたのです。 あたかもローカルのストレージに保存するかのように使えます。(Dropbox以外にも実装済みのサービスはありますけどね)。

Dropboxとか他のクラウドストレージサービスが今すぐひっくり返って悶死……とはならないにせよ、アップルにはOS Xにプレインストールして届けることができる強みがありますし、値段もまあまあならiCloudのDriveがアップル信者のデフォになっちゃう……こともなくはない?



Skitch


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Evernoteの注釈ツール「Skitch」、最高に便利ですよね! あまりに良すぎたんでしょう。ごっそりアップルに持っていかれて、「Markup」という名前でMailアプリに統合されちゃいました。Skitchとそっくり同じに、これからは文書開いて直接その上に書いたり描いたり、写真・PDF・テキストに吹き出し入れたり面白いエフェクトを加えることもできます。Skitchには、Markupでできない技も残ってます。ブラウザの統合も優れてます。が、Markupのイノヴェーションの軸は、タッチパッド上でアノテーションが描けるところなので、その目新しさに釣られてSkitch捨てちゃう人も出そう……。



Hightail、We Transfer


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大型ファイル共有はHightail(旧称YouSendIt)、WeTransferが強いのですが、今はそれじゃなくてもDropboxなんかのクラウドストレージサービスに保存してリンク共有するだけで済まちゃう人が増えて、前ほど重要ではなくなってます。さらに今回アップルが新Mailアプリに実装した「Mail Drop」機能で、またまた過去のものになりそう……。

新機能ではファイルを最大5GBまでアップロードできるし、セキュアなリンクをメールクライアントから直接貼り付けることができます。添付ファイルが容量オーバーでバウンスすることもなし。サードパーティーのソフトウェアの助けを借りなくても、ファイルは希望の送り先にきちんと届けることが理論上は可能に。



WhatsApp、GroupMe


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iMessageのプラットフォームはグループメッセージ(とIM全般)がイマイチだったので、WhatsAppやGroupMeにもそんなに脅威ではなかったんですが、そのiMessageも今日かなり改善しました。今ごろ競合は冷や汗かいてるところかも……。

音声・動画のインライン再生が可能になり、デスクトップUIも改善。Group iMessagingには「Do Not Disturb(邪魔しないで)」機能ができたので、関係ない飲み会のメッセージスレッドなんかはこれでストップかけちゃえば、延々送られてくることもありません。また、送った動画・映像・メッセージにはSnapchatみたいに自滅タイマーも設定できます。まあ、iMessageは前から安定性に難があるので、乗り換えるのはまだ早いけど。



SoundHound、その他の音声認識サービス


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音声認識はShazamがずっとトップランナーですけど、iOS 8でSiriに直接統合されたことで、またまたパワーアップしました。Shazamの一番の難点は、歌が終わらないうちに認識してもらわないと使い物にならないところ。僕なんかは思いついた時には曲の最後のコーラスってことが多々あるんですよね……僕だけかもしれないけど。

これからはSiriで直接認識できるので、気になる曲があればホームボタンを長押しするだけで楽曲認識が起動します。iOSユーザーは人数も多いので、SoundHoundその他の競合はサヴァイブ厳しそうだ……。



Nest


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ハードウェアで正面突破はナシでしたね。代わりにアップルは開発者が、スマホで簡単に家電に繋いで制御できるツールを開発できるAPIを開発するって言ってます。プラットフォームだけつくって、家電は他の人たちに自由に作ってもらおう、というわけですね。グーグルが買収したNestは最近ちょいとトラブってますし……ここはプラットフォームから攻める戦略かと。



Aperture


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殺すといえば、今日の発表では変な話、アップル自身のソフトも俎上にのぼってる気がしました。数年前ならApertureも立派なプロ用写真編集スイートだったんですが、最近はアドビのLightroomに押されて生き埋め状態……。Apertureはもう何年も目立ったアプデもないままになってます。

今日アップルは、来年はじめにローンチする新しい写真エクスペリエンスを公開しました。それは今のiPhotoより格段に高度なエディターで、ツールも豊富なら、アップルのプロ用スイートのスライダーも採用されてて、いい感じなんですね。これはアップルがApertureから距離を置き、コンシューマ向け製品に重点を移す布石かもしれません。前者が死にかけてるので、後者で人気挽回……なのかな?

以上思いつくままに書きました。他にも狙い撃ちされてそうなサービスがあったら教えてくださいね。


UPDATE: アップ界のダンプカー、WhatsAppジャン・コウムCEOのリアクション。

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「アップルにWhatsApp諸機能を多数『拝借』されるなんて誠に恐悦至極でござるよ」


Mario Aguilar - Gizmodo US[原文
(satomi)

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