3Dプリンタで生まれた自動変形するロボットランプ

2014.07.19 11:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


もしトランスフォーマーの主人公がランプだったら。

変形する家具や磁石を使った小さなロボットなど、戦隊モノで育った日本人のロボット魂に火をつけるような技術って、やっぱり気になります。

先日IEEE国際会議である「ICRA 2014」にて、ハーヴァード大学のマイクロロボティクス研究所の研究者たちにより製作された、3Dプリントで作れる自分自身で組み立つLEDランプが発表されました。ノロノロと組み立てられていく様子が何だか愛らしいです。

製作にはまず特殊な3Dプリンタを使い、形状記憶ポリマーや銅、紙の層がサンドイッチのように重なって貼付けられたものを出力します。その中にはワイヤやセンサーがあらかじめ組み込まれており、外から電流を流すことで自分自身を組み立てLEDランプができあがる仕組み。タッチセンサーも組み込まれているので、上部をポンッと触るとオンオフを切り替えることもできます。


140715_robotlamp.jpg


ただ全てが3Dプリンタで印刷できる訳ではなく、LEDは既成のものですし、LEDやタッチセンサーを制御しているのは外部に繋いだマイコンボードの「Arduino」が使われています。また3Dプリンタを使って印刷できるセンサーは強固な構造にするのが難しく、他のセンサーと比べて信頼性に欠ける、というデメリットもあります。

あくまでこれは「印刷されたセンサーを動かす」ことに焦点を当てている研究なので、プロトタイプのひとつにすぎません。でもこのような研究が進んでいけば、次世代の電子部品や複雑な電子回路、新しいロボット、オーダーメイドのインテリアなどの製作が3Dプリンティング技術により飛躍的に簡単になりそうですね。

映画「ターミネーター2」に出てくる液体金属で姿を変えるT-1000みたいなロボットが生まれる日も近いのかも…。


source: IEEE Spectrum via Co.Design

(徳永智大)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • トランスフォーマー ムービーアドバンスドシリーズ AD26 ロックダウン
  • タカラトミー
  • トランスフォーマー ムービーアドバンスドシリーズ AD20 ブラックナイトグリムロック
  • タカラトミー
・関連メディア