世界で50もの音楽フェスに潜入した若者、映画「No Cameras Allowed」

世界で50もの音楽フェスに潜入した若者、映画「No Cameras Allowed」 1

忍び込んだから撮れた、特別な映像。

コーチェラにグラストンベリーにボナルーといった音楽フェス、そしてグラミー賞授賞式。音楽イヴェントはいろいろありますが、音楽大好きカメラマンのMarcus Haney氏はそこにこっそり忍び込んではカメラを回してきました。そんなHaney氏のフェス撮影をドキュメンタリー化した映画「No Cameras Allowed」(カメラ禁止)のトレーラーがリークされました。

VICEの音楽サイトNoiseyがHaney氏にインタヴューを行い、彼が初めてコーチェラに忍び込んだときの様子を聞いています。それは2010年のことでした。

僕と友だちのアダムでやりました。僕らはガソリン代がなく、CraiglistでAcid Chrisという人と知り合って、彼がガソリンを入れるのを手伝ってくれました。金曜日の朝4時頃に真っ黒な服装で忍び込んでフェンスを飛び越え、トレーラーとか簡易トイレの下で寝て、正午にフェスが始まるのを待っていました。

Haney氏はその後50回(つまり1年に平均10回以上!)ほど音楽フェスに忍び込んでいて、1度もお金を払ったことはないと言っています。ニセのパスを作ったり、プレス関係者を装ったり、フェンスを乗り越えたり、などなどあらゆる手を尽くしてきたそうです。

さらに彼は音楽フェスを通じてマムフォード・アンド・サンズなどの有名バンドと仲良くなって、彼らのアルバムのカヴァー写真を仕事として撮ったりもしています。タダでフェスに入り込んで勝手に撮影したうえに好きなバンドと仲良くなって仕事までゲットとかいろいろとズルい気がしてきますが、「No Cameras Allowed」ではそんなズルい位置から撮ったミュージシャンの姿を見たり、フェスの盛り上がりを体感したりできそうです。

ちなみに上のトレーラーはまだ正式公開でなくあくまでリークだそうで、YouTubeからはすでに削除されています。映画本編は米国内の映画祭や大学などでスポット的に上映されていますが、この映画に「最近参加した(recently become involved)」というMTVのサイト上では「Coming Soon」となっています。

source:Noisey

Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文

(miho)