手の指を7本に拡張する、MIT開発のロボット指

2014.07.24 18:00
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人間×ロボット。

僕たちの手の指は筋肉の共同作用(シナジー)によって動かされています。この共同作用を無意識的に組み合わせることで各指を動かし、モノを掴んだり摘んだりしています。

トップの動画に映っているのは人間の手を拡張する「Supernumerary robotic fingers(エキストラロボット指)」と呼ばれるデヴァイス。開発しているのは、マサチューセッツ工科大学(MIT)機械工学科の大学院生であるFaye Wuさん率いる研究チーム。



ウェアラブルなロボットアームと各指にセンサーを内蔵したグローブを装着して、ユーザの自然な機能を拡張。あたかも最初から7本の指があったかのごとくフレキシブルな操作性を目標としているそうです。これさえあれば、片手でマドラーを使ってコーヒーをかき混ぜたり、超高速でキーボードを操作できるようになるかもしれません。


これは腕を拡張する研究


MITは以前から、肩に装着する千手観音ライクな拡張アームなど、人間の身体をロボットで拡張する研究を行っていました。こういった技術は、身体能力をさらに向上させるのはもちろん、生まれつき障害を持っていたり、事故で腕や指を失った人のためにも役立つ可能性を秘めています。

サイボーグのように人間をロボットで拡張するのが当たり前の世界になってきているのかもしれません。


source: MIT News, Gizmodo US

(徳永智大)

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