映画「Algorithm」は内容も収益モデルもハッカー流

無料からスタートしてうまくいったら有料化。

新しい映画「Algorithm」(アルゴリズム)は、フリーランスのハッカーが政府機密を扱うシステム会社に侵入し、彼らが最近開発したプログラムをすべてダウンロードするという内容です。そんなテーマにふわさしく、この映画のビジネスモデルも今どきのテクノロジー業界の動向を反映しています。まず無料で公開し、あとから有料にするんです。

「Algorithm」はまず、日本時間7月14日午前7時1分から24時間、Vimeo上で公開されました。現在公式には公開終了していますが、こちらでは引き続き視聴可能です。

今後8月1日(米国太平洋時間)にはストリーミングとダウンロードで本格公開されます。そこでもし需要があると判断されれば映画館での上映となります。なので現時点での収益源は視聴者からの寄付のみとなっています。

このビジネスモデルのベースとなっているのは書籍「リーン・スタートアップ」で解説されたスタートアップ企業的な利益配分の仕組みだそうです。つまり、この映画から生まれる利益は参加するアーティスト全員にシェアされるということです。

ただし実際その仕組みが成功するかどうかは映画自体の面白さによって左右されそうです。が、米Gizmodoのコメント欄に降臨したスティーヴ・ウォズニアックによると「この映画から目が離せなかった。これはただの「ハッキング」映画じゃなく、本来見てはいけないものを見つけてしまい、力を持つ者から捉えられまいとする人たちの話」だそうです。でももちろん「面白くない」というコメントもありましたので、実際は見てのお楽しみですね。ビジネスモデルの考え方も含めて、面白そうです!

source: Algorithm

Alissa Walker - Gizmodo US[原文

(miho)