電波が無い場所でもメッセージを送り合えるモバイルアンテナ「goTenna」(追記あり)

2014.07.19 10:00
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登山の時に電波が無かったり、超満員のイベント会場でメールを送信できなかった経験ありませんか?

goTenna」は無線トランシーバーのような感覚で、遠くにいる人とコミュニケーションできるデヴァイスです。周りに携帯基地局やWi-Fiがなくても、両者がこのデヴァイスを持っていれば現在地を送信したりメッセージを送信できるんです。



使用するには、iOSかAndroidを搭載したスマートフォンとgoTennaをBluetooth LEを介してペアリングします。スマートフォン上の専用アプリを使うことで、メールやLINEのような感覚で、他のgoTennaを持っている友達と位置情報やメッセージのやり取りができるんです。ハイキングや音楽イヴェントなどの旅行中に鞄の中に忍ばせておくだけで安心ですね。海外でも機内モードにしたまま使えるので、別々に行動していても「何時にどこで会おう」というメッセージを送り合うこともできます。

通信するgoTenna同士は、最大81kmの範囲内にいる必要があります。81kmというと、関東だと東京都の新宿から箱根あたりまで、関西だと大阪府の梅田から兵庫県の姫路あたりまでの距離です。また森の中や屋内、標高によっても範囲が異なります。


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鞄に忍ばせておいても邪魔にならないサイズ。


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カラーバリエーションは4色。


ハードウェアは防水防塵仕様で、Micro USBコネクタを使って充電します。バッテリは必要時に電源を入れて使う場合は2、3日間持ちますが、1日中電源を入れている場合は約30時間となっています。電源を切っていれば約1年半は持つとしています。またメッセージは全て暗号化されていて、誰かに見られるという心配もありません。

現在予約販売を行っており、1ペア2本のgoTennaが通常価格299.99ドル(約3万円)のところ149.99ドル(約1万5,000円)で購入することができます。発送予定日は2014年晩秋。カラーバリエーションは緑色と青色の組み合わせと、紫色とオレンジ色の全4色となっています。

停電や緊急事態の際にも役に立ちそうなデバイス。同じデバイスを持ったユーザーが増えれば、もっと可能性が広がりそうですね。

追記(2014.7.19.13:00): 「goTenna」は海外で発売予定の製品ですが、日本の電波法令の枠組みの中で適法に使えるようになるかは不明となっております。また米国内でも、現在FCC(連邦通信委員会)の認可待ちの状況です。アメリカの無線システムには151MHz/154MHz帯を使うMulti-Use Radio Service(最大送信機出力2W)がありますが、日本の規格ではないので、2Wの出力とされる「goTenna」の仕様では国内での認可が困難であることが推察されます。みなさまから複数のご指摘を頂きました。大変申し訳ありませんでした。


source: goTenna

(徳永智大)

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