ハリケーン「アーサー」の威力が分かる美しいGIF5選

ぐるぐる…ぐるぐる…。

日本は台風8号が猛威を振るっていますが、先週末アメリカで猛威を振るっていたのはノースカロライナ州沿岸に上陸したハリケーン「アーサー」でした。2008年にテキサスを直撃したハリケーン「アイク」以来、米国を襲ったハリケーンとしてはもっとも強かったそうです。ハリケーン自体は恐ろしいものの自然現象ならではの美しさがありますよね、あの渦巻いている感じとか。是非ともGIFで堪能してくださいませ。

5.「アーサー」の流線で表すと

トップ画像はnullschool.netの「earth」を使うと表示される流線で、ハリケーンの中の風の動きを表したもの。同サイトは地球の大気における各要素の関係を示すため(上空から地上までの)大気風や気温、湿度に気圧を重ねて表示できるそうで、好奇心を刺激されます。ハリケーン「アーサー」の勢力がもっとも強まるタイミングへと流れる流線を目で追いましたが、この勢い、期待を裏切りません。

4. 上陸時の赤外線探知衛星より

気象衛星は強い雷雨活動がどこに存在するのかを把握すべく、雲の高度と気温を調べるのに赤外線技術を使います。上のイメージは「アーサー」上陸時のGOES(静止気象衛星)の画像。寒色は高度が低く気温の高い雲(もしくは地表)を示し、暖色が高度は高く気温の低い雲、すなわち激しい雷雨活動が示されています。

3. 発生から消滅まで

ウェブサイト「Weather Underground」には、過去に気象レーダに感知されるほどアメリカ大陸に接近した熱帯低気圧のGIFがあります。アーサーの発生も消滅も大陸のすぐそばだったということは、気象レーダのネットワークがそのライフサイクル全てを記録していたということです。

早送りで解像度が低いイメージではありますが、見てみると面白いですね。ハリケーン「アイザック」(2012年)、「アイリーン」(2011年)とさらに「カトリーナ」(2005年)のGIFもどうぞ。

2. 高解像度で、観測間隔が短くなったレーダの画像

アーサーはSAILSとAVSETの実装が普及した後の米国を直撃した、最初の熱帯性低気圧でした。2種のプログラミング上のマイナーチェンジによって、現在のレーダのソフトウェアは通常の半分の間隔で地上を観測してくれるようになったのです。高解像度のレーダ画像と更新間隔の短縮が組み合わさったことで、ノースカロライナ沿岸を北上するアーサーの凄まじさを目の当たりにできますよ。モアヘッド・シティにある気象レーダの間近まで迫りましたしね。

1. 3Dで観るハリケーン「アーサー」の目

レーダのソフトウェアアップデートと高解像度のデータ取得のおかげで、ハリケーンを3Dで見られるようにもなりました。あられを伴う嵐の内部構造トルネードを巻き起こすスーパーセルを観察するため、気候の激しい季節には3D画像を使うこともちょくちょくあります。もし、現在進行中のハリケーンの雲を剥いで上空から見おろしてみたら、その構造はどんな風にみえるのかを確認するのにも使えますしね。

アーサーの3Dイメージは、本リストの3のレーダ画像とほぼ同じ時間帯のもの。中心のまわりを渦巻くらせん状の帯も目の壁も、そして中心のハリケーンの目もハッキリと観察できます。

美しいだのなんだの言ってきましたが、自然の脅威であることには変わりません。くれぐれも台風には気をつけて下さいね。

images by earth, GOES, Wunderground, and Gibson Ridge

Dennis Mersereau - Gizmodo US[原文

(たもり)