血液検査でアルツハイマー病の発症を予測

2014.07.17 08:00
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実用化が待たれます!

アルツハイマー病の発症を予測できるかもしれない、新しい血液検査が開発中です。

キングス・カレッジ・ロンドンなどの研究チームによって、アルツハイマー病と関連性のある10個の血中タンパク質が特定されました。研究チームは、アルツハイマー病の患者476人を含む1,148人を対象に、認知機能の低下に関係すると知られている26個のタンパク質を解析しました。この解析によって、それらのタンパク質の10個から、軽度の認知障害を抱える人が1年以内にアルツハイマー病を発症するかどうか、90%の確率で予測できることがわかりました。

これまでにも、アルツハイマー病のための血液検査はありましたが、どれも実用化は難しいとされてきました。しかし、新しく開発されているものは、血液中のタンパク質を用いるので、より簡単に低コストで検査できると期待されています。

今のところアルツハイマー病を完治させる治療法は見つかっていませんが、早期発見ができれば薬で病気の進行を遅らせることができます。また、研究チームによると、今後はより多くの人を対象に臨床研究を行い、2年以内の実用化を目指しているそうです。


image by Gates Foundation

source: Alzheimer's & Dementia via New Scientist

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文
(谷垣友喜)

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