ネットに溢れるアート作品を解き放つ、IoT時代のデジタルフレーム

ネットに溢れるアート作品を解き放つ、IoT時代のデジタルフレーム 1

ハリー・ポッターの動く絵画みたい。

スマートフォンやパソコンを使っていると、毎日のようにネット上でお気に入りのイラストやGIF動画を見つけますよね。それを壁紙にしたりTumblrやPinterest、Twitterなどの画像に特化したSNSにシェアして自分だけのヴァーチャル美術館を作るのも楽しいのですが、もしリビングに額付きのフレームに入れて飾ることができたら素敵だと思いませんか?

ニューヨークのJake Levineさん率いるスタートアップElectric Objectsは「インターネット上には地球上のギャラリーや美術館よりアート作品が溢れている」というコンセプトから、スマホやラップトップの画面からお気に入りのイラストやGIF動画を解き放てる「Electric Objects」を開発しました。

ネットに溢れるアート作品を解き放つ、IoT時代のデジタルフレーム 2

ネットに溢れるアート作品を解き放つ、IoT時代のデジタルフレーム 3

Electric Objectsは単にJPGファイルやムービーファイルを再生できるフォトフレームではなく、反射防止加工を施したフルHDの解像度を持つ23インチのスクリーンを備えた立派なコンピュータなんです。

キーボードやマウスなどは無く、リビングや自分の部屋に飾っておけばスマホかタブレットのアプリから、見つけたイラストやGIF動画などを好きな時にディスプレイに反映して楽しむことができます。レストランやカフェに置けばメニューやその季節に合った画像などを表示できて素敵かもしれませんね。

マシンのスペックは1GHzのデュアルコアARMプロセッサと1GBのメモリ、2GBのストレージ、Wi-FiとBluetoothを内蔵しています。3D・2D描写能力もあるので、ProcessingやGIF動画、JavaScriptの描画ライブラリにも対応していますよ。

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コンセントに繋いでスクリーンとコンピュータを常にオンにしておくとなると電気代が心配ですが、消費電力は通常の電球1つ分ととっても省電力。時間帯でオンオフを自動で切り替える機能も搭載予定だそうです。

また開発者向けにSDKを配布する予定で、WebKitとGeckoなどのレンダリングエンジンを使ってグラフィック機能を最大限に生かすことも可能です。

Electric Objectsは現在Kickstarter上でクラウドファンディングを行っており、開始から1週間ほどで目標達成額の10倍以上の支援を集める大人気のプロジェクトとなっています。

販売価格は499ドル(約5万円)なのですが、Kickstarterで期限内に出資すれば299ドル(約3万円)で1つ手に入れることができます。フレームは白と黒から選択でき、499ドル出資すればハンドメイドの木製フレームにすることも可能ですよ。送料は米国内であれば無料なのですが、日本への送料は100ドル(約1万円)と、ちょっと値が張ります...。

IoT( Internet of Thing )時代のスマートホームには欠かせないガジェットになりそう。

source: Electric Objects via Kickstarter

(徳永智大)