Wikipediaの10%を書く男

Wikipediaの10%を書く男 1

それってかなりの量よ…。

Sverker Johansson、この名前を聞いたことがなくても、彼が書いたものを見たことがあるかもしれません。だって、最も多くのWikipedia記事を書いている人なんですもの。彼が今まで書いてきた記事数は、270万件にもなります。と言っても、その3分の1がスウェーデン語、3分の2は英語。日本人には馴染みがないかもしれません。

ネタ元のウォール・ストリート・ジャーナル紙が、そんなJohanssonさんに焦点をあてています。現在53歳の彼は、大学では言語学、土木工学、経済学、素粒子物理学を学び、学位を持つという多方面にわたった才能がある人なのです。彼が最も多く執筆したのは、不明確な動物種に関する項目、特に蝶と甲虫です。

実は270万件という膨大な記事を全て彼が書いたわけではありません。彼が作ったbotが執筆したものもあるからです。彼が開発したbotは、データベースやデジタルソースからさまざまな情報を集めて、それを1つの記事として書き出すのです。Johanssonさん曰く、調子のいい日は、1日で1万件もの記事をbotが制作するといいます。

Wikipediaにおけるbotの存在は、人間のクリエイティヴィティを損なうとして時に物議を醸します。でもルール上は使用OK。270万件…、全てはJohanssonさんのWikipediaにかける情熱が生んだものです。

image by Kristina Alexanderson under Creative Commons license.

source: WSJ

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(そうこ)