スマートメガネを使ったパイロット専用のARシステム

スマートメガネを使ったパイロット専用のARシステム 1

ゲームみたい。

車を運転している時って、ある程度は周りを見渡して危険がないか確認できますよね。でも飛行機を操縦しているパイロットになると、周りにある機器からしか現在の状況を把握できないのだそうです。他の飛行機がどのぐらい上に飛んでいるかや、入っていけない領空などは機器からでしかわかりません。

そこで、スタートアップであるAero Glassが、コックピットから見える風景にパイロットにとって重要な情報を重ねる拡張現実システムを開発しました。3D空間で360度見回せるARシステムがパイロット向けに開発されたのは世界で初めてだそうです。

Aero Glassは地形や針路、交通量、機器、天気などさまざまな情報を自分の視界に表示させることができます。このシステムは主にエプソンのスマートグラスであるMOVERIOで使用するために開発されたのですが、Google Glassや他のヘッドマウントディスプレイでも使えるそうです。

スマートメガネを使ったパイロット専用のARシステム 2
エプソンMOVERIO BT-200

将来的な値段はすべて込みで1,000ドル(約10万円)以下になるとしており、現在すでに200人のパイロットがこのシステムをテストしています。でもそのほとんどはアーリーアダプターな人たちだそうなので、ANAやJALのような大きい航空会社での導入はまだまだ先になりそう。気になる方はこのページからベータテストに登録できますよ。

自分が装着しなくても、乗っている飛行機のパイロットがARの情報を見ながら操縦していると思うとわくわくします。

source: Aero Glass, Co.Exist

(徳永智大)