知ってた? 地球観測衛星と満月の意外な関係

知ってた? 地球観測衛星と満月の意外な関係 1

満月にこんな使い方があるとは。

ランドサット8とは、NASAが開発し、米国地質調査所によって運用されている地球観測衛星です。2013年2月に打ち上げられ、現在運用されている中でもっとも新しい地球観測衛星の1つです。

ランドサット8の任務は地球を観測し、そのデータを地上に送り届けること。得られたデータは、地形の把握や災害対策、気候変化、生態系などの研究に活用されています。またこのデータは、一般の方も利用できるように公開されています。

このように普段は地球を観測しているランドサット8ですが、実は満月のときだけは地球ではなくを見ているのです。

地球とは異なり、月には大気がありません。また地球と比べると均一な表面をしています。この安定した環境がランドサット8の観測能力を確かめるのに適しているんだそう。明るく輝く満月を観測することで、NASAのエンジニアたちはランドサット8が正常に働いているかどうか点検しているのです。

PhysOrgでは、点検のプロセスが説明されています。

月を観測し始めるのは完全に満月になった後です。ランドサット8が南極大陸を通り過ぎ、地球の影となっている部分の北側に差しかかったときに、最初の月面の観測が始まります。

観測は7、8回行われます。それぞれのセンサに対して月が中心になるよう、毎回角度を変えて行われます。観測にかかる時間は18分ほどで、終わる頃には衛星は北極付近にまで移動しています。

そういえば、先日はスーパームーンでしたね。ランドサット8から見たスーパームーンはどうだったのでしょうか? 見てみたいですね。

image by KPG_Payless

source: PhysOrg, 産業技術総合研究所

Kelsey Campbell-Dollaghan - Gizmodo US[原文

(谷垣友喜)