ストリートビューカーがあなたの街を守る

140801GoogleStreetView1.jpg

パトロールに近いかも。

もしあなたが歴史に囲まれた古い街に住んでいるのであれば、ガス漏れの危険と隣り合わせで生活しているかもしれません。ガス漏れは、爆発の危険もあり、環境にも優しくありません。そこでできたのがグーグルストリートビューと環境防衛基金(Environmental Defense Fund – EDF)の街のメタン漏れを探すプロジェクトです。

この春、3台のストリートビューカーにメタンを検知するセンサーが取り付けられました。車はそれぞれ、ボストン、ニューヨーク州アイランド、そしてインディアナポリスを走り、ガス漏れの臭いを嗅ぎ回ります。結果はここの環境防衛基金のウェブサイトで見ることができますよ。

ボストンのようにガスパイプが錆び付いた古い都市(上の図)と、インディアナポリスのように新しい都市(下の図)との違いは一目瞭然。数字で比較するとボストンでは1マイル(1.6km)ごと1件のガス漏れ、それがインディアナポリスでは200マイル(320km)ごとに1件のガス漏れです。

グーグルとEDFはこのようなメタンセンサーを取り付けたストリートビューカーをロサンゼルスとシラキュースにも近いうちに配備する予定です。もし自分の街が心配な方は、ここからリクエストすることもできますよ。

140801GoogleStreetView3.jpg
左、従来のガス漏れを調べるエンクロージャー、右、ストリートビューカー

ガス漏れは大きな事故になるまで、見つかりにくくとても危険です。「新しい都市に住んでるから、うちは関係ないかな」と思っている方、メタンガスには二酸化炭素の約72倍もの温室効果があるので、看過できるものでもないのです。地球

ガス会社にとってもガス漏れは、お金を空気中に流しているようなものですから、よくありませんよね。文字通りストリートビューカーが全ての道を見張っていてくれているのですから、これを利用しない手はありません。

メタンセンサーの他にもストリートビューカーに取り付けられるものが出てきたりして。

All image by the Environmental Defense Fund

source: Environmental Defense Fund via New Scientist

Sarah Zhang - Gizmodo[原文

(ゆたかつむら)