中国のハッカーは小規模の米連邦局を狙って攻撃しているらしい

2014.08.04 19:00
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確かに、ヒミツって変なところで見つけてしまったりするものですが。

どうやら中国のハッカーはそのことをよく知っているようです。ニューヨーク・タイムズの記事によると、中国による最近のデジタル上の攻撃は連邦局の中でもかなりのマイナーどころを狙っているのだそうです。

その記事でも書かれていたように、ここ数ヶ月で狙われたのは、政府印刷局会計検査院でした。その局の名前だけ聞くと取るに足らない部署のようにも聞こえますが、同紙は「あながちそうでもない」と書いています。

政府印刷局はホワイトハウスや議会、その他多くの連邦局に関する情報をまとめ文書の発行を行なうところだ。また、ここでは、国務省管轄であるパスポードの作成業務も行なっている。会計検査院は連邦局の見張り番的な役目のところで、連邦局の支出や政府のプログラムの効果を検証するところでもある。

中国のハッカーによる攻撃は今年の3月、連邦公務員に関するトップシークレットを入手するため、連邦局の人事局に向けて仕掛けられました。

連邦政府内の規模の小さい部署ですら、ハッカーによるアタックを見つけられることもありますが、それは最新のセキュリティ設備が整っているから、というわけではありません。ニューヨーク・タイムズはそれについて「古いネットワークを使っているため、逆にそれがハッカーたちを手間取らせることとなる。」としています。

今のところ、こうしたハッキングが政府の目的によるものかどうかはわかりません。まあ、その可能性も多いにあるのですが。いずれにせよ、ハッカーたちは、まるで大きなビルの中にあるあらゆるドアノブを、そのどこかが開くまでカタカタとこじあけようとするかのように、大きなネットワーク内をかけめぐり、情報を盗むチャンスを伺っているのです。

そのドアの開いた先にある情報が彼らにとって無価値なものであることを祈るばかりです。


Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文
(沢田太陽)

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