英国:土砂崩れで道閉鎖→近道を有料道路にする村人が現れる

人間のけもの道、いわゆる「Desire Path」ってやつですね。

土砂崩れで23km迂回するのにウンザリきた村人が、牧場の近道を有料道路として開通し、「私道に料金所設けたイギリス人は100余年ぶりだ」と注目を浴びています。

2月の土砂崩れで長期閉鎖になったのは、ブリストルとバースを結ぶ主要幹線道路のA431号線です。正規の迂回ルートを通ると、通勤時間が1時間長くかかってしまいます。しょうがないのでみんな心優しいJohn Dinhamさんの牧場の裏道を使わせてもらってたんですが、ここは途中で道がなくなって草ぼうぼうになってしまうんですね。

英国:土砂崩れで道閉鎖→近道を有料道路にする村人が現れる 1
これが元々の牧場入り口(Wattさんの動画より)

4輪駆動でもないと、ぬかるみにはまって大変なんだよなぁ…と飲み屋でこぼしてたら、飲み友達のMike Wattsさんが「これはビジネスチャンス!」と膝を打ち、残りの道をつくってしまったのです。

距離はわずか365mです。道の整備にポケットマネーから15万ポンド(2,600万円弱)を投じ、ものの3ヶ月で工事を終わらせ、8月1日から有料道路として開通しました。

今ごろになって市は「安全基準クリアしてないからお勧めできないよ(いつ土砂崩れになるかわからないし)」という声明を発表しているので、後付けでいろいろ請求書がきそうですけどね。

気になる料金は1台2ポンド(340円)。

「かかった費用はいつ回収できるのよ!」と他人事ながら心配してしまいますが、とりあえず今のところ「みんな喜んでくれてるよ」と、Wattsさんはご満悦です。

source: The Guardian

Sarah Zhang - Gizmodo US[原文

(satomi)