衛星写真が物語るガザの破壊

憤るブライアン・イーノ、歴史を語るピーター・シュワルツ。

イスラエル軍とイスラム組織ハマスは停戦に入りましたが、戦闘の場となったガザ地区は原形をとどめないほど破壊されてしまいました。国連衛星応用プログラム(United Nations Operational Satellite Applications Program、UNOSAT)が公開した被害状況調査文書には、戦闘地域の画像や破壊された建物の詳細な数も含まれています。

以下はUNITAR‐UNOSATによるデータ分析結果の一部です。

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破壊/損傷された建造物は合計439棟と推定され、うち214棟は完全に破壊されています。また爆撃でできたと見られるクレーターは50ヵ所に及びます。

今ガザ地区を破壊したイスラエルへの批判が集まっていますが、それは一面的な見方に過ぎません。イスラエルの攻撃は、ハマスのテロ攻撃に応じるものだったからです。

でもデヴィッド・バーン氏のブログにふたつの違う立場からの公開状が掲載されていて、それを読むと状況をより多面的に捉えられます。我々がどう考えるべきかとか、どう行動すべきといった答えをくれるものではありませんが、少なくとも理解は深められるはずです。

最初はブライアン・イーノ氏によるイスラエル政府に対する批判と、攻撃を止めるべきとする嘆願です。2つめはそれに対するユダヤ人のピーター・シュワルツ氏の返信で、イスラエルをめぐる歴史を非常にわかりやすく解説しています。どちらもガザ侵攻に対するひとつの見方をそれぞれに示していて、どちらも正しいのです(下記手紙の強調は編集部)。

まずブライアン・イーノ氏から。

親愛なるすべての人へ。

この手紙で僕は暗黙のルールを破っていると思うが、もう黙っていることはできない。

今日僕は、パレスチナ人の男性が泣きながら肉の入ったプラスチックのキャリアバッグを持っている写真を見た。その肉は彼の息子だった。その子はイスラエルのミサイル攻撃で(病院いわく)細切れにされてしまった。新兵器のフレシェット弾が使われたようだ。知っている人も多いと思うが、数百もの小さな鉄の矢が弾薬の周りに詰め込まれ、人間の肉を切り裂く爆弾だ。亡くなった少年はMohammed Khalaf al-Nawasra君、4歳だった。

僕はふと、キャリアバッグに入れられるのは自分の子どもだったかもしれないと思った。そして長い間感じたこともないほどの憤りを感じた。

次に私は、国連がイスラエルのガザ侵攻を戦争犯罪にあたる可能性があるから調査委員会を設けようとしている話を読んだ。アメリカはそれを支持しないはずだ。

アメリカでいったい何が起こっているんだろう? 僕は自分自身の経験から、「いかにニュースにバイアスがかかっているか、いかに逆の立場の話が伝わってこないか」を知っている。でも実は、逆側の話を知ることはそんなに難しいことではない。なぜアメリカは、この一面的な民族浄化活動を盲目的に支援し続けているのだろう? なぜ? ただただ理解できない。アメリカ・イスラエル公共問題委員会(ロビイ団体)の力だとは思いたくない。もしそうだとすれば、アメリカ政府が根っから腐っていることになるからだ。だからそれが理由だとは思わないが、ではどうしてなのか、わからないままだ。

僕の知っている、僕の好きなアメリカは、情け深く心は広くクリエイティヴで、異質なものの良いところを組み合わせることができ、寛大かつ寛容だ。アメリカの友人であるきみたちは、僕にとってそれらの象徴だ。でもこの一面的な侵略戦争を支持しているのはどのアメリカなんだろう? 納得できない。きみたちのような人は他にもたくさんいるのに、その声はどうして届かないのだろう? 世界が「アメリカ」という言葉を聞いたとき、どうしてきみたちのような精神を思い浮かべないのだろう? 他のどんな国よりも自由と民主主義にアイデンティティを求める国が、それと矛盾するところにお金を投じ、差別主義的神権政治を支持しているのは、どんなに醜いことだろう?

僕は去年、メアリとともにイスラエルにいた。彼女の姉妹がエルサレムのUNWRAで働いているのだ。案内してくれたのは彼女の夫でプロのガイドであるパレスチナ人のShadi、それからイスラエル出身のユダヤ人で、パレスチナ人への暴行を拒否してイスラエル軍を辞めたOren Jacobovitchだった。彼らの案内で我々は恐ろしい光景を見た。イスラエルの入植者が糞尿や使用済みナプキンをパレスチナ住民に投げつけるので、パレスチナ人の家は金網と板に囲まれている。学校に向かうパレスチナ人の子どもたちは、イスラエル人の子どもから野球バットで殴られ、イスラエル人の親はそれを褒めたたえて笑っている。1つの村全体を洞窟に追いやったところに、たった3家族が入植してくる。丘の上に住むイスラエル人が、パレスチナ人の農地に汚水を垂れ流している。おびただしい壁や検問所、そして日々続く屈辱。私は考え続けた。「アメリカ人は本当にこれを許しているのか? 本当にこれでいいと思っているのか? それとも、ただ知らないだけだろうか?

和平プロセスに関していえば、イスラエルはプロセスは求めているけれど、和平は求めていない。プロセスが進んでいる限り、入植者は土地を奪い、建物を建て続けるだろう。そしてパレスチナ人が悲壮な火花を爆発させれば、イスラエルは最新鋭のミサイルと劣化ウラン弾で叩きのめすだろう。なぜならイスラエルには「自衛する権利がある」のだから(当然、パレスチナ人にはそんなもの認めない)。入植者の民兵はいつでも喜んで暴行や略奪を働き、軍は見て見ぬふり。ちなみに入植者のほとんどは民族的にはイスラエル人ではなく、ロシアやウクライナ、モラヴィアや南アフリカやブルックリンから「戻る権利がある」ユダヤ人で、自分たちには不可侵の(神与の)領土権があると考えてイスラエルにやってきたのだ。彼らにとって「アラブ」とは「社会の害」を意味する。つまりまっさらな昔ながらの差別主義、傲慢で恥知らずで、かつてのルイジアナ州の少年たちのようにいばりくさっている。そんな文化を、我々の税金で守っているのだ。クー・クラックス・クラン(訳注:白人至上主義の秘密結社)に資金援助するようなものだ。

でもそれ以上に本当に心配なのはもっと大きな全体像だ。好むと好まざるとにかかわらず、世界のほとんどから見て、アメリカは「西洋」の代表だ。つまり我々がどんなに倫理や民主主義について考えていても、西洋がこの戦争を支持していると思われてしまう。このひどい偽善によって、科学とか西洋文化が築いてきた文明すべての信用が失われるのではないかと危惧している。それこそイスラム過激派の望むところだ。この戦争には倫理的正当性が見当たらないし、現実的な価値もない。キッシンジャーみたいな、リアルポリティーク的意味すらない。ただ我々を醜く見せるだけだ。

こんな思いをみんなに負わせてしまい、すまないと思う。みんな忙しいだろうし、政治に対して多かれ少なかれアレルギーがあるはずだ。でもこれは政治以上の問題なんだ。我々は今、何世代にもわたって築いてきた文明の財産をフイにしかかっている。この手紙にはいくつも疑問を書いたが、それはみんなレトリックなんかじゃない。僕には本当に、今の状況がわからず、理解したいと思っているんだ。

XXB

  

次に、ピーター・シュワルツ氏より。

親愛なるブライアンと友人たちへ

ブライアンがガザとアメリカの対応について書いたメモに答えるべく、この手紙を書いている。私の思いも、現実の状況も複雑で、そこには複数の階層がある。まずアラブとイスラエルの歴史と対立、次に世界政治、そして近代アメリカの歴史・人種構成だ。この3つの階層は相互に影響しあい、現状につながっている。アメリカの姿勢を理解するには、歴史を考慮する必要がある。知ってのとおり私は移民で、親はホロコーストを生き延びている。文化的にはユダヤ人だが、宗教的にも精神的にも中立で、無神論者だ。そしてユダヤの国イスラエルを作ったことは歴史的失敗だと考えていて、そのせいであの地域は破壊されそうだと思っている。国が生き残るためにとる行動は、宗教が支持するだろう倫理的価値と矛盾することが多い。その矛盾がイスラエルの行為では明らかだ。イスラエルはユダヤ教を破壊するだろう。

まず歴史上、2つの交差する糸がある。シオニズムと、オスマン帝国の終焉だ。シオニズムは19世紀末、東ヨーロッパの1000年にわたる反ユダヤ主義に対する解答として始まった。世界に散らばったユダヤ人をひとつの場所に集め、聖地に帰ることこそ、ハンガリーやウクライナ、ロシアなどでの継続的な迫害から逃れるための唯一の希望だと思われた。イギリス政府によるバルフォア宣言(1917年)と国際連盟の委任統治領化(1922年)で、その希望が強くなった。さらに第二次世界大戦とホロコーストによって、計画はついに確定した。600万人ものユダヤ人虐殺はユダヤ人国家を希求する理由として十分とされ、国連は1947年、パレスチナをユダヤとアラブの国に分割することを承認した。アラブの7ヵ国は宣戦布告し、パレスチナ人に避難勧告を出した。イスラエル軍の勝利でパレスチナ人の帰還は非常に困難になり、多数の難民が残された。

実はアラブ国家自体が、イギリス軍・フランス軍がオスマン帝国後の世界を描こうとし、その後現地の部族同士の戦闘でサウード家がアラビア半島を支配、ハーシム家がヨルダンに追いやられたという経緯の結果成立している。イスラエルとの戦争だけでなく、アラブやペルシアのさまざまな集団間の対立や争いが中東と北アフリカの政治を形成している。

1948年の戦争以降アラブによる爆撃が続き、1967年と1973年にはイスラエルに対する大規模な攻撃があった。ホロコーストとアラブの攻撃のおかげで、1970年代中盤にはイスラエルに倫理的優位性があると見られ始めた。でもイスラエルが1980年代初期に侵略を始めたとき、その倫理的地位は変化していった。イスラエルのレバノンにおける行為は、危機に瀕する人たちへの攻撃の最初の大きな事例となった。イスラエルには右寄りの攻撃的な政党が台頭するようになり、現職のネタニヤフ首相はその悪しき一例で、アラブ領地への入植はその進化形だ(もちろん、1990年代の主にロシアからの大量移民も)。それに対しアラブは自爆テロやミサイル攻撃をもって応じ、イスラエルは自らを壁で囲んだ。現在の惨状は、ここ数年の停戦状態に続く対立の延長線上にある。

1948年にイスラエルがユダヤ国家として独立を宣言したとき、パレスチナ人には3つの選択肢しかなかった。領土を2つの国に分割することを許すか、イスラエルで2級市民となることを受け入れるか、永続的な対立か。アラブ国家は3つめの選択肢を選んだ。そうすればイスラエルという共通敵に対して団結を保つことができ、それが彼らの利益と一致したからだ。彼らが憎悪してきたイランのシーア派ですら、イスラエルを共通敵としていた。彼ら、特にサウジアラビアは、パレスチナ人の教育や保健衛生、雇用、インフラといったものに投資して成長させるより、貧困を放置して武器だけ与えることを選んだ。パレスチナ難民は中東で痛ましい姿をさらされ、世界に対しイスラエルの不誠実さを知らしめている。難民への支援はすべて腐敗した政治家のポケットに入り、地域の発展には向けられていない。その真逆の例がヨルダンで、自力で成長し、アラブからの支援はほぼ受けず、最終的にはいやいやながらイスラエルとの和平を成立させた。ヨルダンが他と違ったのは、まっとうなリーダーが、イスラエルは立ち去らないこと、そして永遠に戦争を続けるのは成長戦略的に正しくないことを認識した点だ。

地政学的にもいくつか要素があった。国連ではイスラエルとアラブの対立が冷戦中の象徴的人質になり、常任理事国ではアメリカがイスラエル側旧ソ連がアラブ側(サウジなど例外を除いて)に付いた。それによってアメリカの姿勢が硬化し、アメリカ国民には「イスラエルはこっち側、アラブはあっち側」という意識が植え付けられてしまった。

私自身はイスラエルの姿勢を支持しないが、イスラエルを批判する声に対しては、最近または現在も他の多くの国で非道な行為が行われているのに、そっちは批判しないのかと思う。ちょっと例をあげるだけでも、カンボジア、チベット、スーダン、ソマリア、ニカラグア、メキシコ、アルゼンチン、リベリア、中央アフリカ共和国、ウガンダ、北朝鮮、ボスニア、コソボ、ベネズエラ、シリア、エジプト、リビア、ジンバブエ、そして今は特にナイジェリアなどがある。「アラブの春」は多くのアラブ人にとって暗い冬となり、イラクとシリアの国境沿いでは大規模な殺戮が起きている。そして我らがアメリカやイギリス、オランダ、ロシアやフランスも、この非道な行為に参加している。それによる死者数や社会の破壊と比べると、イスラエルの行為すべてが小さく見える。イスラエルが違うのは、彼らが倫理的に分があるとしてきたことだが、それもレバノンの難民キャンプに置き去られた。彼らは今ただ他の国と同じように、憎しみの海で生き残ろうとしているだけなのだ。

アラブ人は機会さえあればがユダヤ人を海に放り込むだろうし、それは最初の1日目から変わっていない。宗教国家の宣言以降逆戻りはできず、イスラエルには戦う以外、道がない。だから私から見れば、倫理的なゆとりはイスラエルにも、イスラエルやアラブそれぞれを支持した国々にもないのだ。

それをふまえて、アメリカが不必要にイスラエルを支持している理由を考えてみよう。メディア批判はいろいろな意味で正しいが、それは状況を悪くするだけだ。彼らは聞き手が聞きたいと考えられることを流しているだけであり、それは大体において正しいのだ。

それは戦後のアメリカの進化と、イスラエルとアラブに関する捉え方による部分もあるだろう。私が子どもだった50年代からティーンエージャーの頃まで、アメリカではまだ反ユダヤ主義が一般的だった。ユダヤ人はIBMやGEでは働かず、海軍にも入らず、ハーバードやプリンストンやイェールといった大学にも行かなかった。地域のクラブでテニスもできなかった。クラスメイトからは常にばかにされ、反ユダヤ的な発言をされていた。が、60年代中盤の市民権運動とあわせて、全体的に寛容の姿勢が広がり、反ユダヤ主義は影をひそめ、ほぼ消えようとしている。イスラエルを支持したのはその寛容さの一環であり、ホロコーストへの高貴な答えだと考えられた。アラブは圧制者、アメリカの敵とされるようになり、その認識は1973年の石油危機やイラン革命で強まった。厳密にはイラン革命の主役はペルシア人であってアラブ人ではなかったが、アメリカ人にはそんな違いがわからない(我々の議会は、その半分がパスポートも持たず、無知は美徳とするような共和党員が支配していることを忘れてはならない)。イスラエルは革命的で善良、砂漠に花を咲かせた人々と見られるようになった。さらに皮肉なことに、アメリカの信心深い右派がイスラエルのアラブに対する勝利をキリスト再来に続く救いへの道と見るようになり、支持を強めた(もちろんキリスト復活の折に生き延びるには、ユダヤ人はキリスト教に乗り換える必要がある)。さらに9.11が、アメリカのアラブ社会への反発を増幅させた。ワールドトレードセンターの崩壊を見てアラブ世界全体が歓喜したことで、アメリカ人はアラブへの不信感を強めた。サダム・フセインやカダフィ大佐、オサマ・ビン・ラディンが象徴的なアメリカの悪役陣に加わった。そして国連には正当性がなく、ほとんど常にアメリカの利益に反する動きをしていると思われるようになった。

つまり私の世代と今日のアメリカのリーダーたちのほとんどは、「イスラエルは英雄、アラブ・ペルシア人は悪者」という認識で育ってきてしまった。でも若い世代、私の息子ベン(24歳)の世代では、よりバランスの取れた見方をしている。この20年のイスラエルの行為は、若者がもっていたイスラエルの倫理的イメージを崩壊させた。さらにアメリカの親イスラエル的ロビイが政治的に非常に影響力があるのに対し、アラブの団体は非生産的だった。だから「善きイスラエル、悪しきアラブ」という考えで育ったリーダーたちはユダヤ系の政治的支援に支えられており、明らかに親イスラエル的だ。より若い人たち、少なくともユダヤコミュニティの中では、もっと意見が割れている。最終的には、懐疑的でイスラエルにかつてほど倫理的価値を見出さない世代が多数派になっていくだろう

名誉なんてどこにもない。イスラエルは道を踏み外し、自らの生き残りのために残虐な行為を犯している。アラブ人やペルシア人はほぼ例外なく地域対立を続け、お互いに戦ってイスラエルへの憎しみだけを唯一の共通点としていくのだろう。

ちなみに最大のイスラム人口を持つ国はアラブではなくインドネシアであり、インドネシアはだいたい平和である。だからこれは、信仰の問題ではない。アラブ人は何世紀にもわたって部族闘争を行っており、それはオスマンのような王族、またはサダムやイブン・サウードのような強力な人物に率いられてきた。彼らは戦争で、自らの民に恐怖を与え続けてきた。アサドのホムスでの大虐殺が最近の一例だ。そんな地域的争いの中に、シオニストたちがユダヤ人という新たな種族を連れ込んだ。ユダヤ人同士の中ではアラブと同様細かな対立があり、その一部は狂信的で好戦的、一部はより穏健である。シオニストの差別主義について批判するのもいいのだが、アラブ世界でも同じようなことをしている。UAEのようなよりまともな国でさえ、南アジアやフィリピン、アフリカの人がたくさん奴隷のように扱われているのを見れば明らかだ。

歴史を振り返り、私自身はイスラエルを作ったことが歴史的大失敗だと考えているのだが、やはり私はその民族の一員だ(多分その中でも平和的で無神論寄りだが)。だからイスラエルだけが批難の的にされることには反感を覚える。つまりサウジやカタール、イラン、エジプト、シリア、ロシア、ナイジェリア、タリバン、ベネズエラ、ジンバブエ、スーダン、南スーダン、中央アフリカ共和国の人たちに対して不支持を唱え、批難し、辱めるのであれば、私もデモに加わろう。またアメリカやイギリスといった、イスラエルと同じくらい罪深い国も忘れてはならない(状況を改善するために役立ちそうなことを2つ挙げるなら、まず裕福なアラブの国がパレスチナ人に資金と開発支援をすることと、もう1つはパレスチナ政府がその支援を懐に入れないことだ)。

我々は今歴史の袋小路にいて、戻ることはできない。イスラエルは生き残るためにできることは何でもして、立ち去ることはないだろう。アラブのアイデンティティはイスラエルの敵ということになっている。彼らがイスラエルの存在を認めることが万一あるとしても、それまでは何百年もかかるだろう。だからどちら側もつねに脅威を感じて当然だ。そこには恒常的に民族戦争が続き、ときどき停戦するくらいだ。そのような恒常的戦争状態の中で、悲劇が起こる可能性は巨大だ。望めるのはせめて暴力の程度を低くすることだけで、真の平和は幻のままだろう。

ピーター・シュワルツ

最後に、「なんでこうなった?」だとか「誰が悪い?」とかは抜きにして、少数の政治家やリーダーの失敗や狂気の代償を払わされている無実の人たちのことを考えてみたいです。下の動画はシリアの惨状を訴えるために作られたものですが、ガザでもイラクでも、同じことが起こっているのです。

Jesus Diaz - Gizmodo US[原文

(miho)