世界初の商用宇宙船の開発拠点が、貧困と犯罪の街におかれる理由

世界初の商用宇宙船の開発拠点が、貧困と犯罪の街におかれる理由 1

うまくいけばみんなハッピーに。

スペースX社のCEO、イーロン・マスクさんはこの度、同社が世界初の商用宇宙船の開発に乗り出し、アメリカで最も貧しい地区であるテキサス南部のブラウンズヴィルにその拠点を置くことを発表しました。

ブラウンズヴィルでは 415,557人の住民のうち、36%が貧困に喘いでいます。また37%もの住民が高校卒業の資格も持っておらず、教育の面でも改善が待たれ、これらの結果として治安も悪化しています。

スペースX社はどうやら、宇宙ビジネスの発展と共に、地球の経済も救いたい模様です。テキサス州は同社のプロジェクトに1500万ドル(約15.3億円)を出資し、これが将来的には300の雇用スペース8500万ドル(約86.7億円)の資産を地域経済に作り出すと考えられています。また、他にも現金注入のソースは多数あり、約230万ドル(約2.35億円)を出資するTexas Enterprise Fundや、約500万ドル(約5.1億円)を出すGreater Brownsville Incentives Corporationなどがあげられています。

リック・ペリー知事

テキサスは長い事、宇宙探索の最前線として活躍してきました。よって、今回スペースX社がこの地を商用宇宙船の開拓地として選んだことはとても適切であると思います。
と述べています。

ブラウンズヴィル地域行政の承認といくつかの許可さえおりれば、計画はいつでもスタートできるとのこと。

イーロン・マスクさんとスペースX社のプロジェクトが今後どうなっていくのか、そしてブラウンズヴィルの経済や治安は改善されるのか、俄然注目ですね。

source: Bloomberg, Governor Rick Perry via Verge

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(Tomo)