ロビン・ウィリアムズさんの家族からメッセージ公開

ロビン・ウィリアムズさんの家族からメッセージ公開 1

人を笑わせ、自分も笑うのが大好きだったあの人を忘れないで。

8月11日の朝、俳優のロビン・ウィリアムズさんが自殺と見られる形で亡くなっているのが発見されました。世界中が衝撃を受ける中、12日の夜に娘で女優のゼルダ・ウィリアムズさんらがメッセージを発表しました。

ゼルダさんがTumblrに書いたのはこんな内容でした。

私の家族は、一緒に過ごす時間のことをいつもプライヴェートにしてきました。父を全世界の人と共有しながら、私たちだけのものを守るために、そうしてきたのです。でも今、その守ってきたものがなくなってしまいました。私はまるで何もかもはぎとられたように感じています。

父と過ごした最後の日は、父の誕生日でした。兄と弟と私、そして父だけで過ごすことができて、ともに贈り物をし、笑い合えたことをいつまでも感謝します。

父はいつも、自分にとって一番つらいときでも、温かい人でした。あれほど深く愛されながら、とどまる道を見い出せなかったことは、私には決して理解できないと思います。でも私たちの悲しみと喪失感をたくさんの人がある意味で共有してくれていることがわかって、多少の安らぎを感じてもいます。苦しみがなくなることはありませんが、少なくともそれを私たちが負っているのを多くの人が理解してくれました。たくさんの人たちから、心を軽くすべく声をかけていただきました。ありがとうございます。

父を知っていて優しい言葉をくださる方、父がみんなを笑わせるのが大好きだったのを覚えていてください。ネガティヴな言葉をくれる方、父の中のいたずらな部分がそんなあなたたちの家に鳩の群れを飛ばして、車にフンをさせますよ。洗車したての車に。父本人だって、笑うのが大好きだったんです。

父は私が知る中でもっとも親切で、寛容で、優しい人でしたし、今もこれからもそうあり続けます。今の私にははっきりわかっていることがとても少ないのですが、ひとつわかっていることがあります。それは父がいないことで、私の世界だけでなく世界全体が、少しだけ暗く、色を失い、笑いで満たされなくなったことです。その穴を埋めるために、私たちは今までよりもっとがんばらなくてはいけません。

このメッセージを公開したあと、ゼルダさんはInstagramもTwitterも自分の端末からはアプリを削除するに至りました。一部のネット住人が「意地悪く不必要」なコメントを寄せてきたためです。そんな心ない人に対しても「車に鳩のフンさせる」とジョークで応じるなんて、まさにこの親にしてこの娘ありと思わせる寛容さですね…。

ゼルダさん(名前の由来はウィリアムズさんお気に入りのゲーム「ゼルダの伝説」)は、ウィリアムズさんときわめて仲の良い娘でした。レッドカーペットに付き添うこともよくあったし、ふたりが任天堂のコマーシャルで共演したこともありました。ウィリアムズさんがTwitterとInstagramに最後に残したのは、ふたりが一緒に写った写真で、ゼルダさんの誕生日を祝うものでした。

ゼルダさんは「星の王子さま」のせりふの引用で、ウィリアムズさんを星に帰っていく王子になぞらえるようなポストもしていました。

「きみには、きみにだけは、他の人とはちがう星が見えるんだ。…その星たちの中のどこかに僕が住んでいる。どこかで僕が笑っている。だからきみが夜に空を見上げれば、まるで星みんなが笑っているみたいに見えるんだ。きみには、きみにだけは、笑う星が見えるんだよ。」

アントワーヌ・サン=テグジュペリ

大好きです。会いたいです。ずっと空を見上げています。

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また12日には、ウィリアムズさんの先妻とふたりの息子たちもメッセージを公開しました。

「昨日、父であり最良の友だちを亡くし、世界が少し暗くなりました。彼の心を日々忘れずにいようと思います。」31歳の息子、ザック・ウィリアムズさんが書いています。「父を愛した人たちに、彼の一番優しく、親切で、寛容だったところを覚えていてくれるようお願いしたいです。父がしたのと同じように、世界に喜びを届けようとしてほしいです。」

ウィリアムズさんのもうひとりの息子、23歳のコディさんもこうつづっています。「僕が父に対して抱いていた愛と尊敬を言い表せるほど強い言葉はありません。世界は父なしでは今までと同じでいられないと思います。僕は一生父に会いたいと願い、世界中どこにいても彼のことを思い、そして彼に再会できる瞬間を永遠に待ち望むことでしょう。」

先妻のマーシャ・ガーセス・ウィリアムズさんも同じ思いです。「みなさんと同じように、心が張り裂けて世界中に散らばったようです。あの優しく愛情あふれた、寛大な、そして聡明で楽しい、ロビン・ウィリアムズという人を忘れないでください。私は子どもたちを抱いて、この計り知れない喪失感と向き合いながら、愛する人を祝福しようとしています。」

赤の他人の心にも大きな穴が空いているというのに、家族の方の喪失感はメッセージでは言い表せないほどだと思います。重度のうつ病をわずらっていたとも言われるウィリアムズさんですが、今は安らかに眠っていることを心から願います。

source: Gawker

(miho)